映画『妖美伝奇 新説 牡丹灯篭 壱/この世の果て』のイベント上映会が20日、東京・渋谷で行われ、主演の桜井まり、元AKB48の大江朝美、水元ゆうなが出席した。

左から大江朝美、桜井まり、水元ゆうな

原案は、明治期に活躍した落語家・三遊亭圓朝による怪談噺『牡丹灯篭』。過去に何度もドラマ化や映画化、舞台化された三遊亭圓朝の名作を、清水匡監督が現代風にアレンジした新感覚ジャパネスクホラー作品となっている。両親を事故で失って以来、地獄の裂け目と死者の霊が見えるようになった主人公の相楽琴を演じたのが、グラビアアイドルの桜井まり。本作品では、可憐で重厚な演技と、激しいラブシーンに果敢にチャレンジし、ヌードシーンも披露している。

桜井は「木更津の一軒家で撮影をしたのですが、物音がしてました……」と恐怖体験を交えながら「(水元との)レズシーンは、話し方とか動き方が妖艶になってます。水元さんが大人っぽくセクシーに誘導していただき、ポワーっと不思議な空間に引き込まれました。男性が喜ぶような場面が入っています(笑)」とエロティシズムをPR。劇中で幽霊になった少女・そよ役の大江は「私の過激なシーンは残念ながらありません。怖さ的な過激さはありますよ(笑)。初めての幽霊役で赤目を流したり色んな私が見れると思うので、是非ご覧になって下さい」とアピールした。

本作品は、2010年にDVD化されることも決定。『妖美伝奇 新説 牡丹灯篭 壱/この世の果て』が2010年1月8日、『妖美伝奇 新説 牡丹灯篭 弐/さよなら』が2月5日に発売される。価格はともに3,990円。2010年春にはWOWOWでも放送予定。