ライカカメラは、エルメスとのコラボレーションによる特別限定モデル第2弾「ライカM7 エルメスエディション」を発表。12月より一部の販売店にて販売開始する。価格は未定だが、推定市場価格は140万円。

「ライカM7 エルメスエディション」。カメラ本体には、001/200~200/200という独自のシリアル番号入り

今回発表されたライカM7 エルメスエディションは、2003年に発売された「ライカMP エルメスエディション」の後継機となる特別限定モデル。シルバークロームのボディに、エルメスならではの上質なカーフレザーを貼って仕上げているのが特徴。柔らかな手触りのヴォー・スウィフトレザーは、上品な「エトゥープ」と、鮮やかな「オレンジ」という2色展開となっており、各カラー100台ずつ、世界で200台の限定品となる。

同モデルでは、シルバーアルマイト仕上げの広角レンズ「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm ASPH.」を標準装備。レンズにはエルメスエディション専用の、クラシックな丸型のシルバーアルマイト仕上げ金属製レンズフードを付属する。また、シルバークローム仕上げの高速巻き上げ用手動式ワインダー「ライカビットM」を採用したほか、ボディの貼革と同色のレザーでエルメスのアトリエで手作りされたキャリングストラップも付属する。

さらに、トップカバーには筆記体によるクラシックなライカのロゴを刻印。これは、ラグジュアリーな本革製の外装が醸し出す色彩のハーモニーを、赤いライカのロゴで損なわないように配慮したためだという。

「ライカM7 エルメスエディション」 ※ライカビットM装着時

操作部にも、すべてエルメスエディション専用の金属製部品を使用。ボディの背面にもシルバークローム仕上げを施した。

このほか、標準モデルではシャッタースピードダイアルの「AUTO」および「(*矢印マーク)」の表示は赤色で刻印されているが、限定モデルではボディのレザーと同じ色が使用される。

なお基本性能は、ベースモデルのライカM7と同様となっている。