ジャストシステムは17日、総合セキュリティソフト「Kaspersky」のポータルサイト「JUST Kasperskyポータル」において、世界中で猛威をふるうGumblar(ガンブラー)ウイルスの亜種への注意喚起を掲載した。

Gumblarは、Webページに埋め込まれたスクリプトを介し、PCにインストールされているソフトなどの脆弱性を利用してウイルス感染させる。10月に確認されたGumblarの亜種は、6月に脅威をふるったGumblarと比較して、正規のWebサイトが感染源になっている点、そのサイトにアクセスしたPCが新たに感染し被害が拡大している点が特徴となる。

カスペルスキーでは10月14日から11月13日までの間に、国内で1,250件(世界で70,000件以上)の感染サイトを確認しており、「JUST Kasperskyポータル」では、Gumblar亜種の仕組みや対策なども含む注意喚起を促している。

Gumblar(ガンブラー)ウイルスの亜種の仕組み。「JUST Kasperskyポータル」より