GoogleのオープンソースOS「Google Chrome OS」が今週にも正式公開されるという話が広がっている。第一報を報じたのはTechCrunchで、信頼できるソースの話として今週中にもダウンロード提供が開始され、ASUSのEee PCなど一部ハードウェア限定で動作が可能だという。
Chrome OSは、Googleが7月に発表した、Webブラウザ「Google Chrome」の動作に特化した軽量OS。非力な旧世代マシンでも動作し、メンテナンスフリーなセキュアな構造が特徴になっている。当初2009年内にオープンソースとしてのコード公開とダウンロード提供が行われ、2010年にはChrome OSを搭載した商用PC製品の出荷が予定されていた。今回の話が本当であれば、もう間もなく実際にテストが可能なコードが一般公開されることになるだろう。
だがTechCrunchによれば、当初サポートされるハードウェアはEee PCをはじめ一部限定となる見込みで、すべてのハードウェアが対象ではないという。サポート対象ハードウェアは不明だが、ドライバサポートが原因とみられる。