アスクは16日、SAPPHIRE製グラフィックスカードの新製品として、GPUにATI Radeon HD 5870を搭載する「SAPPHIRE VAPOR-X HD5870」と、同5750を搭載する「SAPPHIRE VAPOR-X HD5750」の2製品を発表した。ともに"VAPOR-X"と呼ばれるオリジナルクーラーを採用し、廃熱効率の高さを特徴としている。
SAPPHIRE VAPOR-X HD5870
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,600基、コアクロックが870MHz、メモリクロックが1,250MHz(データレート5,000MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は256bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I(デュアルリンク、HDCP対応)×2、HDMI×1、DisplayPort×1。
なお、コアクロックとメモリクロックが若干のオーバークロック仕様となっているようだ。出荷開始は12月中を予定。価格はオープン。
SAPPHIRE VAPOR-X HD5750
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が720基、コアクロックが710MHz、メモリクロックが1,160MHz(データレート4,640MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1GB、接続バス幅は128bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I(デュアルリンク、HDCP対応)×2、HDMI×1、DisplayPort×1。
なお、コアクロックとメモリクロックが若干のオーバークロック仕様となっているようだ。すでに出荷を開始しており、価格はオープン。店頭予想価格は20,000円前後。