「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中の人気タイトル『はなまる幼稚園』(原作 / 勇人)がTVアニメとなって2010年1月からスタートする。『機動戦士ガンダム00』『鋼の錬金術師』の水島精二氏が監督、『天元突破グレンラガン』『新世紀エヴァンゲリオン』のGAINAXがアニメーション制作を務めるところでも大きな話題となっているが、今回はキャスト陣が語る本作の魅力について紹介しよう。

TVアニメ『はなまる幼稚園』は2010年1月より放送開始

キャスト陣13人が語るTVアニメ『はなまる幼稚園』の魅力

今回の取材は、第6話のアフレコ終了時に行われたもので、杏役の真堂圭、小梅役のMAKO、柊役の高垣彩陽、土田先生役の日野聡、山本先生役の葉月絵理乃、さつき役の廣田詩夢、真弓役の斎藤千和、雛菊役の伊瀬茉莉也、ゆう役の五十嵐裕美、草野先生役の水原薫、川代先生役の若林直美、健一役の藤田麻美、良太役の藤村歩といった、キャスト陣総勢13人が参加。演じるキャラクターや作品の見どころなどについてをじっくりと語ってくれている。


――まずはご自身が演じるキャラクターについて教えてください

MAKO「小梅役のMAKOです。小梅はとても幼稚園児らしくて、本当にかわいいという言葉が似合う女の子だと思います。キャストの方々もいつも"かわいい"と言ってくれるので、うれしいです(笑)」

真堂圭「杏役の真堂圭です。杏は土田先生に恋をする幼稚園児で、けっこうませませな夢見る乙女です。アクションや喋り口調がとても子どもらしくて、いつも元気いっぱいです」

高垣彩陽「柊役の高垣彩陽です。柊はすごく頭が良くて、クールな天才児なのですが、いろいろと変わった面もあって、気がついたらコスプレをして出で立ちが変わっていたりする、とても面白くて、心の優しい素敵な女の子です」

日野聡「土田先生役の日野聡です。つっちーは、保父さんになりたての若者で、園児たちと一緒に"はなまる幼稚園"で徐々に成長していくというポジションになっていて、園児たちを見守りつつ、自分も一人前の先生になるために鋭意努力中といったキャラクターです」

葉月絵理乃「山本先生役の葉月絵理乃です。山本先生本人は、おっとり、のんびりとしていて、自分ではいろいろな先生に助けてもらっているというような話をするのですが、実際には、幼稚園の仕事をテキパキとこなしていく、どちらかというと、どこにでもいるような普通の女の子なのではないかと私は思っています」

廣田詩夢「さつき役の廣田詩夢です。さつきは、お兄ちゃん(土田先生)がすごく大好きなのですが、それを素直にいえないところがツンデレな感じで、今風でかわいいのではないかと思います。お料理や家事ができるという女の子らしい一面もあって、そこのギャップ萌えが、素敵なポイントなのではないでしょうか」

斎藤千和「山本真弓役の斎藤千和です。真弓は、お姉ちゃん(山本先生)がものすごく天然な人なので、その天然っぷりを心配するキャラクターなのですが、真弓がしっかりしているかというと、あまりそうではない気もします(笑)。まだ、(収録では)お姉ちゃんとしか話をしていないのですが、今後真弓がメインになるお話もあるそうですので、これからが楽しみなキャラクターだと思っています」

伊瀬茉莉也「雛菊役の伊瀬茉莉也です。今日の収録までまだに雛菊は登場していないのですが、これから杏ちゃんの恋敵となる重要なキャラクターだと思っています。土田先生を巡ってのバトルみたいなものもあったり、幼稚園生らしいかわいらしい部分を出しつつも、雛菊はおしとやかで大和撫子な雰囲気もちゃんと出せていけたらいいなと思っています」

五十嵐裕美「ゆう役の五十嵐裕美です。ゆうくんは小梅ちゃんが好きになる男の子です。年上なので、しっかりしていて、紳士的で、将来とても素敵な男性になるのではないかと思っています。」

藤田麻美「健一役の藤田麻美です。健一くんは杏ちゃんのクラスメイトの男の子で、良太くんと仲が良く、土田先生ともゲーム友だちです。土田先生が子どもたちと同じ目線で接してくれることもあって、土田先生を下に見ているわけでも、上に見ているわけでもなく、本当に友だちのように接している姿が印象的です」

藤村歩「良太役の藤村歩です。良太はガキ大将のようなイメージで、土田先生のことを『土田』って呼び捨てにしたりするように、言動は非常に荒っぽい男の子なのですが、とても元気で、子どもらしい子どもであるところがかわいいのかなって思っています。私が思うに、小学生の間に一番のモテ期が来そうなイメージの男の子です(笑)」

若林直美「川代先生役の若林直美です。川代先生は年中組の担任で、草野先生の隣の組になります。性格的には、子供たちには厳しく接したいんだけど、結局は振り回されてしまうような、お調子者な感じです。ノリはいいんだけど、騒がしくもあるみたいな感じになっていて、実は園長先生から一番心配されている先生なのではないかと思っています。園児たちとは楽しく過ごしていますし、草野先生と飲むのが好きっぽいです(笑)」

水原薫「草野先生役の水原薫です。草野先生は年中組の先生で、男勝りの体育会系的なノリの女性です。土田先生のことをからかいながらも、ちょっと引いた感じで見守りつつ、土田先生と山本先生の恋の行方を応援したりしているキャラクターです」

――それぞれのキャラクターを演じる際に感じる、難しさや面白さがあれば教えてください

水原「草野先生を演じる際は、とにかくテンションをアゲアゲな感じにしているのですが、大体最初のテストのときに、『もっと高めにやってください』と言われたりするので、かなりやっちゃってもいいキャラなんだなって思うようになりました。ただ、土田先生たちを見守っているようなセリフがあったりもするので、そういうときは男勝りなキャラではなく、アネゴ的な感じに気持ちを切り替えて演じています」

若林「メガネをかけていたり、お調子者で落ち着きがなかったりするところが若林自身と似ているのですが、ついつい私自身でやり過ぎると、『年取り過ぎ』というダメ出しをもらうので(笑)、なるべく若く、テンションを上げて、という感じでやらせていただいております」

藤村「やはり大人が子どもを演じるというのは難しく、テストのときなどに、『もっとテンションを上げていいよ』とか『もっと声を出していいよ』って言われることが多いですね。やはり大人になるといろいろと余計な枷を背負ってしまってテンションが足りないんだなって思いつつ、"子どもらしさ"をいかに出すかというところがとても難しいと思っています。かなり絵もきれいな状態でアフレコしているので、作品の魅力の一つでもある園児たちのぷにぷにとしたしたかわいらしさを楽しみながら収録させていただいております」

藤田「幼稚園児の男の子ということで、性別も年齢も、そして感じ方も自分とちがっているところに最初はとまどいました。ビックリして驚いたりするとき、普段の私たちだとあまり声に出したりしないのですが、幼稚園児の男の子だと、『わー』とか『あー』とか、すごく大きな声が思わず出ちゃったりするので、そういったところに気をつけながら演じています。演じていて楽しいなと思うのは、表情がすごくコロコロと変わるところですね。あと、この収録現場には若くて元気な方が多く、本当に学校みたいな感じなので、収録自体も楽しんでやらせていただいています」

五十嵐「ゆうくんはとても優しくていい子なのですが、それが計算っぽくならないように気をつけて演じました。ただ、ほかの園児の子たちがとても個性的なので、今思うと、ゆうくんは比較的ビジュアルも普通の子なんですよ。私はゆうくん以外にも園児を四役ぐらい兼ねてやっているのですが、そちらのほうが大変で、そろそろ引き出しがないぞっていう感じですね(笑)。逆にゆうくんは、ストレートにスッとできたのではないかと思っています」

伊瀬「最近知り合いの幼稚園や小学校低学年の子どもたちと話す機会があったのですが、意外と大人びているといいますか、自分が年齢を下げてあわせる必要がなく、対等な目線で会話ができるんだなっていう発見がありまして、これは役作りに活かせるなって思いました。今後雛菊が登場したときには、園児らしさというよりは、ちゃんと一人のキャラクターとして、等身大の自分が持っているものを役に込められたらいいなと思っています」

斎藤「真弓は、やはり山本家の子どもなので、ちょっと天然な部分といいますか、姉妹感のようなものを出したいなと思っております。なので、姉妹二人で会話するときなどは、姉妹だというところが見ていて感じられるようなキャラクター作りを自分の中で意識しながらやっています」

廣田「さつきは、思春期真っ盛りの、まだ大人でもない、子どもでもないという微妙な年齢というところで、素直になれないという部分が全面にアピールされているのですが、その中でたまに見せるかわいらしさをちゃんと表現していけたらいいなと思っています」

葉月「初めて原作で見た山本先生の印象は、ふわふわと浮世離れしていて、自分の中ではとても作った感じのイメージだったのですが、実際に演じるにあたり、『そんなに作らなくてもいいよ』ということを何度も言われまして、今では、すごく近い存在の女性なのではないかという風に思っています。土田先生のアプローチを、本人はかわしているつもりはないのですが、うまく遊んでしまうようなところも、純粋に嫌味がなく、かわいらしい感じで見せられるように、よく考えて演じています」

日野「園児たちと会話をしていると、ついついコミカルかつ鋭いツッコミを入れたくなるのですが、やり過ぎないように、そこのさじ加減を気にしながら演じています。純粋な園児たちを通して、僕の心を清めてもらっています(笑)」

高垣「柊は、博識で、冷静に突っ込みを入れたりするだけでなく、ボケたり、優しく思いやったり、すごく照れ屋さんの部分もあったりもするので、彼女がどういう状況で、どんな気持ちなのかを感じながら楽しくマイクに向かわせていただいております。柊は、口パクがほとんどないのですが、監督からも尺などは気にしなくてよいと言っていただいているので、自由にいろいろなアドリブなどを入れさせていただいたりもしています」

真堂「杏はつっちーにアピールするとき以外でも、園児たちの中では一、二を争うぐらい元気なので、常に誰よりも大きい声でしゃべったり、アクションしたり、というところにすごく力を入れています。つっちーと会話するときは、園児としてではなく、一人の女としてみてほしいという思いを全面に出しているのですが、杏は考えるよりも先に口が動いているタイプなので、そういったところがあざとく感じられないように、本当に自然に出てきた言葉として聞いていただけるよう、気をつけて演じています」

MAKO「これまで高校生など、いろいろな役をやらせていただきましたが、小梅を演じてみて、自分にとって一番やりやすい役は幼稚園児だなって思いました。もしかすると精神年齢が低いのかなって思ったりしています(笑)。小梅は純粋な子なので、かわいくしようと思いすぎると、いかにもという感じになってしまので、そのあたりをあまりやり過ぎないように、『でちゅ』とか言わないようにするのはもちろんなのですが、とにかく杏と同様で、やり過ぎないように気をつけています」

――『はなまる幼稚園』は初恋がテーマになっていますが、皆さんが幼稚園のころの「初恋」に関する思い出がありましたら教えてください

MAKO「幼稚園児のころに初恋をしていたのかはわからないのですが、バレンタインのときは母に渡しなさいと言われて、チョコレートを渡していました。たぶん幼稚園ですごく人気のあった男の子で、みんなが渡していました」

真堂「私の初恋は幼稚園のころだったのですが、その子にお腹を殴られて、初恋は終わりました……」

高垣「私はずっと女子校で、幼稚園も女子だけだったので、男子がいる状況がまったくわからず、初恋というものはなかったです。なので、男子がいる幼稚園で、先生に憧れている女の子がいるという『はなまる幼稚園』の世界の中で、こういうこともあったかもしれないと思いながら、もうひとつの人生のようなものを楽しませていただいています(笑)」

日野「幼稚園の頃といえば・・・ムラセ先生、僕です。好きでした! 以上です(笑)」

葉月「幼稚園のときは異性を異性として見た記憶がないので、初恋ではないのですが、5歳のころに近所に住んでいた男の子が引っ越してしまったんですよ。一緒に遊んでいたからという理由で、母親にお手紙を書きなさいと言われて書いた記憶があります。でも、自分の意思ではありませんでした(笑)」

廣田「頑張って考えたんですけど、女の子と遊んでいる記憶しかないうえに、先生も女の人だったので……。父に、母と一緒にバレンタインのチョコをあげていた程度の、ほんわか、ぽわんとした幼稚園児だったと思います」

斎藤「初恋も、ファーストキスも、父です。いまだに一番理想の人です」

伊瀬「幼稚園の前に通っていた英語教室にハーフの男の子がいたのですが、私の母のお気に入りで、私を使い、『ちょっと遊んでいらっしゃい』みたいな(笑)。そんな感じで気になっているハーフの男の子がいました」

五十嵐「男の子と遊んでいる記憶は多いのですが、異性というよりも、喧嘩して、顔を殴られるというようなことも平気であったので、初恋という感じではなかったですね。ただ、周りの女の子たちが『○○くん、カッコいい』っていうのに混ざりたくって、一緒に便乗して、『○○くん、カッコいい』って言っていた気がします」

藤田「私の初恋は幼稚園でした。その男の子はすごく人気があって、優しかったのですが、私以外にも好きな子がいて、『○○ちゃんも好きだけど、××ちゃんも好き』、みたいなことをいう男の子でした。杏ちゃんみたいに、普通に好きだ好きだみたいなことを言いまくっている幼稚園生活だったのですが、それが初めての恋でしたね。最初から二股という、今思うと切ない思い出です」

藤村「私の幼稚園には、"王子様"と呼ばれている男の子がいて、今考えると特にいい男でもなかったのですが(笑)、そのころの私は、好きな男の子を振り向かせるためにはパンツを見せればいいと思っていたんですよ、なぜか。それで休み時間になると、杏ちゃんがはいているような真っ白の、何の色気もないパンツを、その子の近くに行っては、ぺロッペロッて見せていた、まあ、ヘンタイ園児でしたね(笑)」

若林「基本的に田舎町だったので、幼稚園、小学校のころはだいたい10人くらいの男の子が一緒にいたわけですが、その人たちを順繰りに好きになっていたので、どの人が初恋の人かは忘れてしまいました(笑)。幼稚園のお昼寝の時間に、好きな人が前に布団を敷いて寝てくれたりすると、うれしくて寝なかったりしたのは覚えています」

水原「私には兄が二人いるのですが、とにかくお兄ちゃんが大好きで、大好きで。幼稚園のクラスメイトではなく、いつもお兄ちゃんたちと遊んでいた感じですね。とにかくお兄ちゃんに嫌われたくない一心で、兄の言うことには決して逆らわず、「おやつ、全部よこせ。」とか言われたら、喜んで差し出してました(笑)」

――最後に作品の見どころとファンへのメッセージをお願いします

水原「自分の幼稚園時代を思い出しながら観られる番組だと思います。先生に憧れたり、ちょっと異性が気になりだしたりと、人生において、いろいろなことが始まるのは幼稚園という社会からなのではないかなと思ったりもするので、自分のピュアな時代のピュアな気持ちを思い出しながら観ていただけたらいいなと思います。とにかくハートフルで心温まる作品だと思いますので、皆さん楽しみにしていてください」

若林「すごく疲れていたり、嫌なことがあったりしたときでも、このアニメを観れば、心が軽くなって、また明日も頑張ろうって思える作品だと思っています。最後のシーンが笑顔で終わるような、とにかく癒される空気感のある作品ですので、何も考えずに観ていただいても、きっと楽しめるのではないかと思います」

藤村「幼稚園児である彼らが作り出す世界は、すごくパワフルで、色とりどりで、大人だったらスルーしてしまうような、何でもないようなことでも、彼らにとって本当に大事件なんです。そのひとつひとつに小さな体で、そして全身全霊で奮闘している姿は、観ているだけでも和みますし、力をもらえるのではないかと思います。日々の生活に疲れたときの一服の清涼剤になるような、私もすごく大好きな作品なので、皆さんも何とぞよろしくお願いします」

藤田「すごく温かくて、観た後に笑顔になってしまうようなハートフルな物語がたくさんあり、きっと観ている人の心も温かくなると思います。絵柄もとてもキレイで、細部にもこだわりが感じられる、本当に愛が詰まった作品になっていますので、何回も観て、楽しんでいただきたいと思います」

五十嵐「『はなまる幼稚園』はとにかくかわいいので、ぜひリアル社会の疲れをココで癒していただければいいなって思います。周りにいる、杏たちメインキャラ以外の園児一人ひとりにもちゃんと名前があって、設定があって、そして担当の役者さんがいるといった感じで、本当に細かいところまでこだわりのある作品になっていますので、そういったところも楽しんでいただけたらいいのではないかと思います」

伊瀬「何も考えず、観て、癒されてください」

斎藤「私、『はなまる』ってすごく好きで、子どものときに先生から『はなまる』をもらうと、超テンションがあがっていたんですよね。いつから『はなまる』をもらえなくなったんだろうと思いつつも、ちょっと考えてみると、毎日毎日『はなまる』なことっていっぱいあると思うんですよ。ちなみに、私の場合だと、今日のお昼に食べたパスタが『はなまる』だったなって思うんですけど、そうやって、日常の中をあらためて思い返してみると、きっと自分や周りの人に『はなまる』をあげられることって、たくさんあると思います。このアニメは、そういったことを思い出させてくれるキッカケ作りになる作品として観ていただけたらいいですね」

廣田「とにかくすごく癒されます。キャラクター一人ひとりが本当に純粋で、かわいらしいのがアニメ全体の見どころになると思います。あと、私自身はこれまで、テキパキとしゃべったり、怒ったりするような、明るい役を演じることがあまりなかったので、『廣田さんはこういう役もするんですね』というようなところも観てほしいなって思います」

葉月「皆さんも、幼稚園を通って大人になってきていると思うので、自分の昔を思い出して、いろいろと純粋だった部分を重ね合わせながら観ていただけると、また新しい発見があったりするのではないかと思います」

日野「この作品を観てくださる方は、幼稚園の時代から十数年経っている方がほとんどだと思いますが、自分が園児だったころと、最近の園児事情などを比べてもらって、楽しんでもらうのもありかなと思います。放送自体は1月からなのですが、スタッフもキャストも頑張って取り組んでおりますので、せひ期待して待っていてください」

高垣「私は『はなまる幼稚園』は、対象年齢がないアニメだと思っています。子どもたちに自分の過去を重ねてみたり、つっちーや山本先生たちに共感したり、どのキャラクターにスポットライトがあたっても、きっと共感していただける部分があると思います。そして、とにかく画面の端から端まで、必ず何かが、誰かが動いているという、本当に楽しくて色とりどりなアニメーションになっているので、杏ちゃんたちと同じ年齢ぐらいの幼稚園のお子さんでも楽しんでいただけるのではないかと思っています。この作品に関わっているキャストもスタッフの皆さんも、すべての方がこだわりと遊び心をもって取り組んでいる作品ですので、ぜひぜひ最後まで楽しんでいただきたいです!」

真堂「この作品に出させていただくことになってからは、道を歩いていて出会う幼稚園児たちが、どんなことを考えているのか、何を喋っているのか、どんな動きをしているのかといったことを観察するようになったのですが、そういったことが本当にこのアニメとリンクしていて、この作品は本当にリアルに幼稚園児たちを再現しようとしているんだなっていうことが伝わってきました。私自身も、自分の中の大人ではないところを頑張って引っ張り出し、一所懸命に園児になりきって演じておりますので、皆さんも童心に帰った気持ちで、観ていただけたらうれしいなと思います。そして、つっちーにアピールして、冷たくされてもへこたれない杏を、どうか皆さんも応援してあげてください」

MAKO「アフレコ現場はとても和気藹々としていて、本当に楽しくやらせていただいています。個性的でかわいい女の子や男の子たち、そして先生たちがリアルに描き出されている素敵な作品になっています。皆様の期待に応えられるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」

――ありがとうございました


「ぱんだねこ」のブログもスタート

『はなまる幼稚園』のマスコットキャラクターであり、広報担当でもある"ぱんだねこ"のブログ「ぱんだねこの冒険」が11月6日よりスタートした。こちらのブログでは、制作スタジオや原作掲載誌のヤングガンガン編集部、アフレコやレコーディングスタジオなどの制作現場に"ぱんだねこ"がおじゃましてスタッフやキャストの様子をレポートしていく様子がつづられていくとのことなので、こちらもチェックしておきたい。

『はなまる幼稚園』から"ぱんだねこ"のブログがスタート

TVアニメ『はなまる幼稚園』放送スケジュール

放送局 放送開始日 放送時間
テレビ東京 2010年1月10日 (日) 毎週日曜日 深夜1時30分~
テレビ大阪 2010年1月12日 (火) 毎週火曜日 深夜2時05分~
テレビ愛知 2010年1月13日 (水) 毎週水曜日 深夜1時28分~
テレビせとうち 2010年1月14日 (木) 毎週木曜日 深夜1時58分~
テレビ北海道 2010年1月15日 (金) 毎週金曜日 深夜2時00分~
TVQ九州放送 2010年1月11日 (月) 毎週月曜日 深夜2時53分~
※放送日時・開始日は都合により変更になる可能性がある。
■TVアニメ『はなまる幼稚園』おもなスタッフ
原作 / 勇人 (掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)◆監督 / 水島精二◆副監督 / 木村隆一◆キャラクターデザイン / 大塚舞◆シリーズ構成 / 小黒祐一郎◆音響監督 / 本山哲◆音響制作 / オムニバスプロモーション◆音楽 / Sadesper Record (NARASAKI & WATCHMAN)◆アニメーション制作 / GAINAX◆製作 / キングレコード

■TVアニメ『はなまる幼稚園』おもなキャスト
杏 / 真堂圭◆柊 / 高垣彩陽◆小梅 / MAKO◆土田先生 / 日野聡◆山本先生 / 葉月絵理乃◆雛菊 / 伊瀬茉莉也◆さつき / 廣田詩夢◆草野先生 / 水原薫◆川代先生 / 若林直美◆桜 / 本名陽子◆真弓 / 斎藤千和◆花丸先生 / 遊佐浩二◆組長 / 小西克幸◆良太 / 藤村歩◆ゆう / 五十嵐裕美◆健一 / 藤田麻美
(C)勇人/スクウェアエニックス・はなまる幼稚園保護者会