ナイキジャパンは14日、東京・原宿に「NIKEフラッグシップストア原宿」をオープンする。同店は3フロアからなり、同社直営店としては最大の広さと、最大数のプロダクトラインナップを備える。また、「各フロアでの、最適なプロダクト選びのサポートやカスタムメイドといったサービスも特徴的です」(同社)とのこと。11日には、オープンに先駆け、プレス向けに店内が公開された。
1階はトレーニング用のシューズやウェアが充実したフロア。走行時の足の倒れこみをモニタリングできる「Gait Analysis(ゲイトアナリシス)」を常設したサービススペース「RUNNER'S STUDIO」が用意されており、「実際にランニングをしながら自分にあったシューズを選ぶことができます」(同社)。また、同スペースには、専任スタッフが常駐しており、シューズ選びなどのアドバイスを受けることも可能。なお、ゲイトアナリシスの利用は予約優先制。利用料金は無料。
2階では、カジュアルなスポーツウェアやシューズを展開する。また、カスタムメイドのプロダクトを作成するサービス「NIKEiD」を扱う「NIKEiD STUDIO」を設置しており、パーツのカラーや素材を好みに合わせてカスタマイズした、オリジナルのシューズやバッグをオーダーすることができる。注文した商品が出来上がるまでの期間は、2~3週間程度とのこと。
また、「NIKEiD STUDIO」には、デザイン・コンサルタントのサポートを受けることができる専用スペースや、同店限定のモデル(NILEiD対応)も用意されている。なお、同フロアでのサービスは予約優先制となっている。
3階はフットボール専門スペース「NIKE BOOTROOM」。同スペースの開設は、イギリス・ロンドンにある「Niketown London」に続いて世界で2店舗目。ここでは、スパイクやフットボール・チームのレプリカユニフォームなどを販売。また、スパイクのパーツをカスタマイズしたりオリジナルの刺繍(1点525円/予定)を入れることができるほか、ユニフォームへの名前/背番号のプリント(3,150円~4,200円/予定)といったサービスも行われる。刺繍やプリントは約20分程度で完了するという。
さらに、国内で唯一、同社の最軽量スパイク「NIKE MERCURIAL VAPOR SUPERFLY」(48,300円)のカスタマイズ・オーダーができるのも特徴(予約制)。カラーや素材を選べるだけでなく、自分の足にあったアッパーや使用用途にあわせたプレートを選択できるほか、左右別サイズでオーダーすることも可能。オーダーした商品は、イタリアの職人によって仕上げられるといい、2~3週間程度で手元に届くとしている。
このほか同店では、誰でも参加可能な体験型プログラムなども展開していく予定。同社は「たとえば、様々なランナーのレベルに合わせて、曜日毎に異なるセッションやクリニックを週4回開催する無料プログラム『NIKE RUNNING CLUB』などを実施します」と話している。