ベルギーのゲントにて、2009年11月4日~7日の日程で開催された「第33回オセロ世界選手権大会」において、10代の日本人選手が男女ともに世界の頂点に立ち、団体戦でも5年連続の優勝を果たした。
メガハウスから様々なバリエーションが発売されている日本発祥の玩具・オセロ。画像は「オフィシャルオセロ」(価格3,465円) |
左から、「第33回オセロ世界選手権大会」個人の部・優勝者の高梨悠介さんと、女子の部・優勝者の浦島芽衣さん |
オセロは現在、世界30カ国以上で親しまれ、競技人口は約9,000万人と言われており、「第33回オセロ世界選手権大会」には、日本から国内大会で好成績を修めた4選手をはじめ、25カ国70名が参加した。
大会は予選に続き決勝戦が行われ、結果、国別の団体戦で日本人チームが5年連続で優勝を果たし、個人の部でも高梨悠介さんが見事優勝。女子の部でも浦島芽衣さんが優勝し、日本人が大活躍の大会となった。なお、今世界大会最年少出場者は、岡本一樹選手(15歳)で、団体戦優勝に大きく貢献。
日本チームは、2009年のオセロ国内3大大会の功績により、男子3名と女子1名が世界大会への選手として選ばれ、世界大会に出場。今年の日本チームは、4名中3名が10代の選手(高梨悠介さんが17歳、浦島芽衣さんが19歳、岡本一樹さんが15歳、瀧澤雅樹さんが45歳)で構成されており、このようなことは日本オセロ界では初めてのことだという。
<個人戦優勝者・高梨悠介さんのコメント><団体戦結果>
大会が終わり今はほっとしています。まだ実感はありませんが本当にうれしいです。2006年4月に携帯のサイトでオセロを始め、日々の対局の結果が今大会に繋がりました。今後も昇段と世界戦連覇を目標に日々精進して行きたいと思います。大会を運営してくださいました皆様、選手の皆様、日本で応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。
1位 | 日本 |
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2位 | ドイツ |
3位 | ポーランド |
優勝 | 高梨悠介さん(日本代表) |
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準優勝 | マシアス・ベルグさん(ドイツ代表) |
第3位 | 末國誠さん(シンガポール代表) |
第4位 | 瀧澤雅樹さん(日本代表) |
優勝 | 浦島芽衣さん(日本代表) |
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準優勝 | ベロニカ・ステンベーリさん(スウェーデン代表) |