銚子電鉄はこのほど、新型車両として伊予鉄道800形4両を譲受した。2両編成×2本で運用し、車両の形式は「デハ2000(運転台とモーター付)」「クハ2500形(運転台付きモーター無し)」になる予定。
伊予鉄道800系は京王電鉄の2010系として1960年代に製造され、京王電鉄京王線で活躍した後、1984年~1985年にかけて伊予鉄道に18両が譲渡されたという。京王線時代はライトグリーンに塗装され「グリーン車」の愛称で親しまれていたとのこと。伊予鉄道では同社イメージカラーの「アイボリー地にオレンジライン」塗装で親しまれていたという。
銚子電鉄ではデハ2000とクハ2500の導入に伴い、2009年夏に車両支援オーナーを募集した。オーナー制度は1口10万円で1人10口まで。オーナーには特典として1年間有効の全線乗車優待券と、車内にオーナー名を掲載する権利が与えられたという。デハ2000とクハ2500は今後、再塗装と整備、試運転を経て来年早々の運行開始を目指すとのこと。