民主党政権で夫婦別姓が導入されるかどうかが注目されているが、結婚情報サービス「O-net(オーネット)」を運営するオーネットがこのほど発表した「2009年20代・30代未婚女性の恋愛・結婚意識調査」によると、約7割の女性が夫婦別姓を容認。「事実婚」容認派も半数近くおり、「結婚のスタイルはいろいろあっていい」と考える女性が少なくないようだ。
同調査は9月3、4日の両日、20歳から39歳までの結婚経験の女性900人を対象に実施。支持できる結婚の形を聞いたところ、「別居婚」を容認したのは43.8%(男性は23.7%)、「事実婚」も47.7%(男性は41.1%)となるなど、女性は結婚スタイルに関して男性より寛容であることがうかがえる結果となっている。また、夫婦別姓を容認すると答えたのは73.1%で男性の56.7%を大きく上回った。20代女性をみてみると、1995年調査で60.0%だった容認率は73.6%まで上昇している。
離婚については90.6%(男性は81.1%)が容認。結婚は必ずしも"一生もの"ではなく、無理をしてまで維持する必要はないと考えているようだ。