女優の新垣結衣が7日、横浜の赤レンガ倉庫で行われたソニー『3000人+1 ボーカルユニット』プロモーションビデオ&CM撮影イベントに参加した。
ソニーが10月から始動させた新プロジェクト「歌え、10代。」にちなみ、会場には3,000人もの10代が集結。リハーサルも終えて期待も高まる中、新垣が登場すると、ステージへ向かう彼女のもとに参加者が殺到し、一時騒然となった。いきなり手荒い歓迎を受けてしまった彼女だが、3,000人を見渡せるステージに立つと、開口一番、「超元気ですね!」と笑顔。本人もかなりテンションが高まっている様子だった。
CM撮影も兼ねたこの日のイベントでは、現在放映中のソニーのCMでも新垣が歌っている「小さな恋のうた」(MONGOL800)を、「少年少女ガッキー団」と命名された3,000人と歌うことに。1回目のテイクを撮り終えた後、新垣は歌った感想を「めっちゃ目がドキドキしました(笑)。でも途中から緊張もなくなりましたね」とコメント。大勢の10代に囲まれて歌うことには格別の思いもあったようで、「本当にすごい人数ですよね。みんなが歌うところを見て、ちょっと泣きそうになりました」。
その後も手拍子を入れずに歌ったり、参加者たちの歌う姿を新垣が撮影したりしながら、最終的に6テイク撮影された。回を重ねるごとに会場に一体感が生まれ、新垣も「楽しい! みんなくだけてきましたね」と笑顔。MCに促され、男女それぞれに「セイ、イェーイ!!」とコールする場面もあったが、すぐ我に返って「私の声弱いですね……」と恥ずかしそうだった。
撮影が終了し、参加者全員とともに、報道陣に向けて「歌え! 10代!」とコールすると、会場の上空を数機の飛行機が。美しい飛行機雲が描かれるというサプライズに気づいた新垣は、思わず「すごい!」と絶叫。だが、あまりの驚きゆえに感極まったのか、突然涙をこぼしてしまう。感情が高ぶり声にならない状態ながらも、次々に沸き起こる「ガッキー!」の声援に応え、このイベントのために集まった3000人の参加者に感謝の気持ちを表していた。