京浜急行電鉄は8日から12月21日まで、ラッピングトレイン「京急JAXA号~羽田から宇宙(そら)へ~」を運行する。2100形電車8両1編成の車体に、JAXA(宇宙航空研究開発機構) 提供のイメージビジュアルを施した。特別料金不要の「快特」などで運用するという。

「京急JAXA号~羽田から宇宙(そら)へ~」

8両編成をJAXAスタイル

ヘッドマーク

「京急JAXA号~羽田から宇宙(そら)へ~」は、同社と日本空港ビルデングが展開する羽田国際ターミナル2010年開業記念イベント、「羽田から世界へ羽田から宇宙(そら)へ take off」の第1弾。同イベントは、羽田空港再国際化をアピールするとともに、京急沿線で小学校時代を過ごした宇宙飛行士の野口聡一氏を応援する気持ちも込めているとのこと。野口聡一宇宙飛行士は12月から国際宇宙ステーションへ長期滞在する予定となっている。

小学生時代を京急上大岡駅付近で過ごした野口聡一宇宙飛行士。京急の車両を観察するなど乗り物好きだったという

ラッピング車両はキャンペーンロゴのヘッドマークを掲出する。車内ポスターもすべてジャックし、野口聡一宇宙飛行士を応援する内容となるという。列車の運行時刻は毎日変わるため、京急では前日の14時から京急ご案内センターにて問い合わせを受け付けるとのこと。