ヤマハは、様々なプレイスタイルや、用途に対応したオールインワンドラムパッド「DTX-MULTI12」を、11月25日に発売する。価格は9万4,500円。

同製品は、さまざまな演奏や用途に対応した高品位音源内蔵のオールインワンドラムパッドだ

同製品は、様々なプレイスタイルに対応する12個のパッドを装備し、同社フラッグシップシンセサイザー「MOTIF」シリーズから移植された多彩な音色に加え、高度な技術を駆使して新規サンプリングしたパーカッションや即戦力のエフェクト音などを合計1,277音搭載。アコースティックドラムやパーカッションなどと組み合わせてバリエーション豊かなサウンドをドラムプレイに追加したり、別売のキックペダルを接続してコンパクトなドラムセットとして使用することも可能だ。また、コンピュータとUSBケーブル1本で接続できる「To Host」端子が備えられているため、音楽制作の入力・演奏デバイスとしても活用ができる。そのほか、外部USBメモリーなどから内蔵メモリー(64MB/最大500種)にロードしたオーディオデータ(WAV/AIFF形式)も、音色の一部としてパフォーマンスを行える。なお、同製品には、Steinberg社のDAWソフトウェア「Cubase AI 5」がバンドルされている。

DTX-MULTI12の側面と裏面。同製品は、ドラム奏法から打楽器奏法まで幅広く対応し、豊富な拡張性も魅力となっている