ヤマハは、16×16個のLEDボタンを使って視覚的・直感的に作曲/演奏することができる「TENORI-ON」シリーズのスタンダードモデル「TNR-O」を、2009年12月1日から発売すると発表した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は7万円前後。

音楽を視覚的に演奏できる次世代音楽インタフェース「TENORI-ON」の新モデル「TNR-O」が登場。機能を制限することなくハードウェア面の改良を加えることで、求めやすい価格を実現したハイコストパフォーマンスモデルだ

同製品は、2008年に発売され話題を呼んだTENORI-ON(TNR-W)をブラッシュアップし、コストパフォーマンスを高めたスタンダードモデル。TNR-Wが白色LEDを使用していたのに対し、同製品ではオレンジ色LEDを採用、さらにマグネシウム合金ボディーフレームは純白の白色LEDへと変更された。また、従来モデルでは本体背面にも配置されていたLEDを省略し、電源はACアダプタのみの駆動とするなど、求めやすさを追求した製品に仕上がっている。なお、LEDを内蔵したボタンを縦横16個配置し、そのボタンを押すことで演奏を行うTENORI-ONの基本操作やコンセプト、音楽的機能などについてはTNR-Wと同様となっている。