お笑いコンビのバナナマン(設楽統、日村勇紀)が3日、都内で、バラエティー番組『バナナ炎』(TOKYO MX、tvkほか)のDVD発売(11月4日、販売元:アニプレックス)を記念する公開収録イベントを行った。また、人力舎所属の人気芸人たちがコントに挑戦する『バカヂカラ』(同局)のDVDも同時発売されることになり、出演者のドランクドラゴン・鈴木拓も宣伝のため駆けつけた。
『バナナ炎』は、本番のステージ上で初めて明かされるお題をテーマに、バナナマンが即興のフリートークを展開。独断と偏見でお題にまつわる「ベスト3」を決定するというもので、これまで番組に登場したお題は「できて欲しい最強の薬」や「やると熱くなる暇つぶしゲーム」など、妄想を膨らませるものばかり。そんな中、「マジで口説いたら落とせそうな有名女優」や「ものすごく好きなのに一気に冷める女の行為」というテーマに目をつけた女性記者から、「そんなことを日村さんが言える立場なんですか?」と厳しい質問が飛び出し、日村は「(本番までお題は)知らされてないんですよ」とドギマギ。見かねた設楽が「DVDをよく見れば分かりますけど、実は日村は結構、言葉を選んでしゃべってます(笑)。その姿が可哀想に思えるので、その辺りも見ていただきたい」と相方をフォロー。日村も「俺も、言いながら申し訳ないと思っています」と謝罪していた。
鈴木一人の登場に、人力舎所属の人気芸人の登場を期待していた観客たちからは「え~」と不満が噴出。「相方の塚っちゃん(塚地武雅)は?」と突っ込む設楽に、鈴木は「スケジュール空いてるのが僕しかいなくて……」と自虐モード |
また、コントが得意なバナナマンだが、初めての冠番組でフリートークに挑戦することに、設楽は「何でこの話が来たのかなって思いましたね」と出演依頼に驚いたことを明かし、番組について「オチを付ける必要がないから、ダラダラやってます(笑)。ただ、DVDで発売されるくらいだから、それなりに見られるものにはなってると思います」と小さくアピール。すると、横で聞いていた鈴木がすかさず、「(『バナナ炎』は)面白いと思いますよ!」と断言。「僕はコントができないから、『バナナ炎』の方が勉強になるので自腹でも買いたい」と、出演作より先輩芸人であるバナナマンの『バナナ炎』を支持し、『バカヂカラ』については「期待しないで見たら意外に面白いと思う。(人力舎は)コント慣れしてる人が多いので、コント好きにはたまらないんじゃないかな」と、他人事のように見どころを語っていた。
TOKYO MX、tvkでは、『バナナ炎』を毎週火曜日23:30-24:00、『バカヂカラ』を毎週月曜日23:30~24:00に放送中。