カプコンは、10月25日(日)に東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、「モンスターハンターフェスタ'09 決勝大会」を開催した。会場には東京・名古屋・大阪・福岡・札幌で行われた地区予選会の上位入賞者に加え、同会場にて当日の午前に行われた最終代表予選にて計16名の大会出場者が決定された。
会場にはロビーにて、ラギアクルスやアイルー、チャチャなどの大型フィギュアが展示。そのほか、会場先行発売品も取り揃えたモンハングッズを販売する物販コーナーも設置。また当日、12月より稼働が予定されているバンダイナムコゲームスのアーケード版『太鼓の達人13』に「モンスターハンターメドレー」が収録されるといった発表もあったことから、プレイヤブルの実機が展示されていた。
また、発売日未定ながらプレイステーション・ポータブル専用ソフト『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』が発表。しかし、「アイルーが主人公」というほかは、ロゴの公開のみにとどまった。
決勝戦は3段階に分けて実施され、最初に「ロアルドロス討伐」を行い、クリアタイムの上位4チームに、次に「ウラガキン討伐」を行い、4チームから2チームへ。そして最後、「闘技王の大連続狩猟(ボルボロス→ベリオロス→リオレウス)」によって、優勝チームである"狩王"を決めるというルールで行われた。
ロアルドロス討伐
全16チームすべてが大剣+ハンマーという組み合わせをチョイス。基本的にはハンマーが頭を叩き、気絶狙い。大剣はハンマーと相打ちにならないように、タテガミを狙っていた。最初に痺れナイフ5本のうち2本をパートナーに手渡し、まずは麻痺狙い。麻痺中に少し離れたところに痺れ罠を設置しておき、麻痺が終わったところで痺れ罠を踏むようにしておく。さらに痺れ罠が途切れる頃を見計らい、前方に閃光玉を投げていた。
こうすることで気絶~気絶~めまい状態にし、ロアルドロスの動きを止め、逃げられないように。チーム勝敗の行方は、無駄な行動がないことはもちろん、大剣役が序盤のうちに怪力の丸薬をちゃんと飲んでおくことや、ロアルドロスがのけぞりから戻るところに大剣を当てるなどの攻撃をしっかり決めていたところが大きかったようだ。
ウラガンキン討伐
2チームずつ、太刀+片手剣と太刀+ガンナーを選択。痺れナイフや閃光玉を使ってウラガンキンの動きを止めていたのはロアルドロス戦に近く、罠系だとこれに落とし穴が加わったくらい。大タル爆弾も併用していた。太刀はしつこく足と腹部を狙って麻痺。片手剣は毒属性なので、ウラガキンに毒ダメージを蓄積させるのが目的。最終的には太刀+片手剣チームがわずかに勝ったものの、太刀+ガンナーとのタイム差は微々たるものとなった。ガンナーは貫通弾を首付近に打ち込んだり、水冷弾を腹部に撃ち込んでいた。また、太刀は研ぎスキルを活かして頻繁に研ぎ、切れ味を高いままキープさせていたのが印象的。
闘技王の大連続狩猟
決勝大会の決勝戦には、東京地区代表のartiesチームと名古屋代表のL.O.Lチームが進出。artiesチームはランス+大剣、L.O.Lチームはランス×2をチョイス。まず、ボルボロスに閃光玉を使って動きを止めて攻撃を当てるというあたりまで、両チームの戦法は一緒。対ボルボロス戦においては、先にL.O.Lチームが早い段階でボルボロスを麻痺させることに成功し、かなりのアドバンテージを稼ぎつつ討伐を完了。
artiesチームは対ボルボロス戦では苦戦していたものの、ベリオロスが落下してきたあたりから巻き返しが始まった。なんとベリオロスが落下中(着地前)に、大剣役が麻痺ナイフを当てて撃墜という驚きの状況に持ち込み、頭部に向けて大剣役が抜刀溜め斬り(抜刀会心スキルを活用)。その後も大剣はベリオロスを追いかけ、溜め待ち~ベリオロスの振り向きに溜め斬りを繰り返し、何度も気絶させていた。ランス役は腕よりも下を突きまくり、あっという間にベリオロスを討伐完了。一方、L.O.Lチームは動きが速いベリオロスに対し、動きの鈍いランスでは捉え切れず、ベリオロスの行き先を予測して待機していたりもしたがどうしても苦戦し、タイムロスにつながってしまった。
artiesチームは、続く対リオレウス戦も対ベリオロス戦と同様の作戦を適用。ランス役が痺れ罠を仕掛けた際には、大剣役が溜め3斬り~Xボタン(剣の側面殴り)~強・溜め3斬りという連携に変更して大ダメージを狙う。結果、L.O.Lチームに約2分差をつけて圧勝という結果に終わった。
ゲームタイトル | モンスターハンター3(トライ) |
---|---|
対応機種 | Wii |
ジャンル | ハンティングアクション |
発売日 | 2009年8月1日(発売中) |
価格 | 7,340円 (通常版) 8,490円 (クラシックコントローラPRO パック) 9,440円 (LIMITED EDITION) ※「LIMITED EDITION」はイーカプコン限定販売 |
C (15才以上対象) |
(C) CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED. |