三洋電機は2日、仏・PSA プジョーシトロエンが2011年の量産を予定しているハイブリッド自動車(以下、HEV)用にニッケル水素電池システムを供給すると発表した。
今回発表された搭載車種は、PSA プジョーシトロエンのディーゼルハイブリッドシステム「Hybrid4」を装備した「プジョー 3008 Hybrid4」と「シトロエン DS5 Hybrid4」。同社では、地球環境保護への意識の高まりを背景に、今後急速に拡大することが予測されるHEV用二次電池の開発ならびに事業を強化。既に、米・フォード、ホンダにHEV用ニッケル水素電池の供給を行っている。
また、独・フォルクスワーゲングループとも、2006年1月に次世代ニッケル水素電池システム、2008年5月にはリチウムイオン電池システムの共同開発を進めることで合意している。