ティアックは30日、ドイツ・beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)製のハイエンドヘッドホンアンプ「A1」を、11月下旬より発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は12万円前後。
同製品は、人間の可聴帯域を超える96kHz以上の周波数帯域の再生能力を持ち、beyerdynamic独自のユニークな回路コンセプトを持ったヘッドホンアンプ。600Ω級のハイインピーダンスヘッドホンの実力を引き出し、全ての周波数帯域に渡って完全ドライブを可能にする。高音質の音楽が記録されている、スーパーオディオCD(SACD)やDVD Audioなどのオーディオソースも余裕をもって再生可能とのこと。
電源部には、高いドライブ能力を支えるためトロイダルトランスコアと厳選されたオーディオコンポーネントを使用。マイクロプロセッサーで制御されるリレーによって、電源のオン / オフ時に発生するクリックノイズや2つの入力切り替え時に発生する不要なノイズをカットする。
そのほかの特徴として、繊細かつスムーズな大型ボリュームコントロール、アクティブな入力を表示する2つのブルーLED表示、スタンバイボタンなどを装備。2ラインのRCAステレオ入力と、1ラインのRCAステレオ出力を持ち、ヘッドフォン出力は6.3mmの出力コネクターを装備する。サイズは、250(W)mm×50(H)mm×255(D)mmで、重量は2.3kg。