アビーは、クラス最小のコンパクトサイズを実現しながら、高い拡張性を両立させたATXタワーケース「AS Enclosure 50D」を発表した。本日より発売を開始する。価格はオープンだが、同社直販サイトでの販売価格は28,980円。
奥行きがわずか348mmというコンパクトサイズながら、徹底した空間設計により、ATX規格のマザーボードの搭載をサポートし、拡張性の高さが特徴となっている。本体は、複雑な折り曲げ加工を施したアルミ製カバーとシャシーとが密接に結びつくモノコック構造により、剛性、放熱性、制振性、防塵性などにも優れているとされる。
主な仕様は、対応マザーボード規格はATX/マイクロATX/Mini-ITX。電源ユニットは非搭載で、対応電源はATX。ベイ数は5.25インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×2(2.5インチシャドウ×2と共用)。拡張スロットは7基対応。冷却ファンはフロントに120mm NANO TEK FAN×1基、リアに120mm NANO TEK FAN×1基。
本体材質はパネル/カバーがアルミニウム合金、シャーシがスチール合金で、副素材としてステンレス合金。本体サイズはW208×D348×H423mmで、重量は約6.5kg。フロントI/OはUSB 2.0×2ポート、IEEE1394×1、オーディオ入出力。本体カラーはブラックとシルバーの2色展開。