「LS-WXL/R1」シリーズ

バッファローは、高速CPU/1000BASE-T採用のRAID1対応NAS「LS-WXL/R1」シリーズを発表した。ラインナップは、HDD容量1TBの「LS-WX1.0TL/R1」、2TBの「LS-WX2.0TL/R1」、3TBの「LS-WX3.0TL/R1」。価格は、LS-WX1.0TL/R1が31,700円(税別)、LS-WX2.0TL/R1が42,300円(税別)、LS-WX3.0TL/R1が53,000円(税別)。出荷予定時期は11月上旬。

「LS-WXL/R1」シリーズは、高速CPUを採用、旧モデル「LS-WHL/R1」シリーズ比2.6倍の高速転送を実現したNAS(ネットワーク対応HDD)。3.5インチHDDを2台搭載し、2ドライブとして利用する「通常」モード、2台を1つのHDDとして使う「RAID 0」モード、データを2重保存で保護する「RAID 1」(ミラーリング)モードの3つのモードで動作可能。RAID 1モードで1台のHDDが故障した際は、データを失うことなく、ユーザー自身で故障したHDDを交換できる。

また、デジタルカメラ/デジタルビデオカメラとUSBケーブルで直接接続し、データをHDDにコピーする「ダイレクトコピー」機能、USBプリントサーバ、iTunesサーバ、DTCP-IP対応DLNAサーバなどの機能も備えるほか、BitTorrentにも対応。インターネット経由でデータアクセスが可能なWebアクセス機能、Mac OS X 10.5 Leopard以降搭載の自動バックアップ機能「Time Machine」、PCと連動し電源をコントロールできる「PC連動電源」機能もサポートしている。さらに、USB2.0接続の外付けHDDをつなぎ、容量アップや各種バックアップを行うことも可能。毎日/毎週決まった日時に自動実行する「スケジュールバックアップ」(8つまで設定可能)ほか、「通常バックアップ」「増分バックアップ(追加のみ)」「差分バックアップ(追加と削除)」など、さまざまな手法でバックアップを行える。

そのほか、低回転数の静音タイプのファンを採用し風切り音を低減している。

ネットワーク機能は、10/100/1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 2.0(Aコネクタ)×1。対応OSはWindows 2000/XP/Vista(32bit/64bit)/7(32bit/64bit)、Windows XP MCE 2004/2005、Windows Server 2003/2008、Mac OS X 10.3.9~10.5。サイズはW86×H127×D204mm。重量約2.3kg。