ハイ・リゾリューションは、仏UVI Soundsource社が開発する多彩な機能を満載した無償サンプルプレーヤーの最新バージョン「UVI Workstation 1.1」が公開されたと発表した。
UVI Workstationは、同社の販売(UVISoundSource)する、プロフェッショナルによって制作された数々のサウンドパックを使用可能な、無償のソフトウェアサンプルプレーヤーだ。本アプリケーションでは、NUVI Engine XT技術による高いクォリティのサウンドと機能を実現。スマートブラウザーから数回クリックするだけで目的の音色を簡単にアクセスし、多彩な機能を活用したサウンドメイキングを行うことができる。最大64MIDIチャンネル、最大17ステレオマルチ出力、MIDIラーン、最先端のリアルタイムタイムストレッチアルゴリズム、無制限エフェクトとRAMメモリ消費の軽減を実現するパートごとに設定可能なディスクストリーミングなど、市販アプリケーション同等以上の機能が満載されている。さらに、同社UVI Soundcardシリーズと100%の互換性を持ち、REXファイル、Apple Loops、AIFF、WAV形式ファイルの読込みも可能となっている。
なお、最新バージョンでは、ユーザー待望となるWindows 64bit環境へのネイティブ対応を果たしたほか、新たにアルペジエーター、包括的検索エンジンなどの機能も追加搭載されている。対応OSは、Windows XP/VISTA、Mac OS X。AudioUnits/VST/RTAS/ MASフォーマットをサポートし、プラグイン音源として動作するほか、単体動作(スタンドアローン)の音源としても使用できる。同社Webサイトより、最新バージョンを無料でダウンロードできる。UVISoundSourceのグランドピアノ音源素材集、ドラム音源素材集など、既存の様々な音源素材集と組み合わせて使うことができる。