フォルクスワーゲングループジャパンは、パサートシリーズ最速のスポーツモデル、新型「パサートヴァリアント R36」の装備を一部変更して発売する。価格は606万円。
パサート ヴァリアント R36は、フォルクスワーゲンのプレミアムスポーツのみに与えられる"R"シリーズのパサートバージョン。
今回の変更点は、エンジンプログラムを改良することで、10・15モード燃費が9.9km/lを実現し、従来より12.5%向上した。これにより2010年の燃費基準+10%を達成し、政府の「低公害車普及促進等対策費補助金」(エコカー購入補助金)の対象車となる。
また、フォルクスワーゲンとコンチネンタル社が開発したモビリティタイヤを標準装備する。このタイヤは、コンチネンタル社の「コンチシール」技術を用いており、タイヤのトレッド内側に塗布された特殊高分子ポリマーの粘着特性を利用して、直径5ミリまでのクギなどの突起物が貫通した場合でも瞬時に穴を塞ぎ、継続走行が可能となる。