スカンジナビア航空(SAS)はこのほど、SASとBlue1の一部路線においてモバイル搭乗券サービスを開始した。同サービスを利用すると、携帯電話とパスポート/IDカードで搭乗が可能となる。
スカンジナビア航空機体イメージ |
モバイル搭乗券利用時は、紙の搭乗券に代わって携帯電話に2Dバーコードを表示。このバーコードは、自動チェックイン機での手荷物タグの入手、セキュリティチェック、免税品の買い物、SASラウンジの利用から搭乗手続きまで、幅広く利用する事が可能とのこと。また、同サービスでは、ゲート番号をはじめとするフライト情報のアップデートを顧客の携帯電話に送信することで、旅のサポート面でのメリットも備えているとしている。
モバイル搭乗券の利用には、モバイルインターネット(WAP)への接続環境が必要となり、SMSサービスやSASのモバイルサイトでチェックインを行う。同サービスが現在利用可能な区間は、スカンジナビアおよびフィンランド内の国内線、スカンジナビア間およびスカンジナビア - フィンランド間、スカンジナビア・フィンランドからそれ以外のヨーロッパ・アジアへのフライト、スカンジナビア・フィンランドへのそれ以外のヨーロッパからの一部フライト。なお、成田空港では現在非対応となっている。