埼玉・秩父では11月14日、埼玉のB級グルメが一堂に会するイベント「第5回 埼玉B級ご当地グルメ王決定戦 in ちちぶ」が開催される。主催は埼玉県、秩父市、秩父商工会議所。なお、同日は「埼玉県民の日」にあたる。会場は埼玉・秩父にある秩父まつり会館前通りで、開催時間は11時~15時。入場料は無料となっている。

同イベントは、埼玉県内各地におけるご当地グルメが一堂に会し、魅力を競い合うというもの。今回は21市町村から、23品がエントリーしている。前回大会、「豆腐ラーメン」で「埼玉B級ご当地グルメ王」に輝いたさいたま市は、今回、あんこを米からつくった餃子の皮で包んで蒸し焼きにした「スイーツ仰天餃子」で参加。また、開催地である秩父市は、ふかしたジャガイモを天ぷらにして甘味噌を絡めた郷土料理「みそポテト」で参戦する。

「スイーツ仰天餃子」(さいたま市)

「みそポテト」(秩父市)

さらに、江戸時代に木材を運ぶ筏乗りたちの弁当だったという伝統グルメ「はんのう味噌付けまんじゅう」(飯能市)も登場する。同メニューは、串に刺して焼いたこしあん入りの酒饅頭に、甘い味噌ダレをつけたもの。その他にも、川越市の駄菓子屋や寺の門前でも提供されているという「太麺焼きそば」、長瀞町も舞台となっているNHKの連続テレビ小説『つばさ』に登場した「みそ焼き」、鳩ヶ谷市のご当地グルメ「ソース焼きうどん」をもんじゃ焼きの生地と混ぜて焼いたものなど、様々なメニューが登場する。価格は各100円~200円。

「はんのう味噌付けまんじゅう」(飯能市)

「太麺焼きそば」(川越市)

「みそ焼き」(長瀞町)

「ソース焼きうどん」(鳩ヶ谷市)

なお、同大会では、出品メニューを1つ購入する毎に1枚の「こはぜ」(行田市名産である足袋の金具)が配布される。この「こはぜ」を気に入ったメニューの投票箱に投函し、最終的に一番多くの「こはぜ」を集めたメニューが「第5回 埼玉B級ご当地グルメ王」の座に輝くこととなる。

投票用の「こはぜ」

出品メニュー一覧

出品市町村 メニュー
行田市 ゼリーフライ
行田市 フライ
さいたま市 スイーツ仰天餃子
北本市 とまとルンルン揚げ餃子
川口市 キューポラ定食
本庄市 つみっこ
鴻巣市 こうのすコロッケカレー丼
鳩ヶ谷市 ソース焼きうどん
小川町 のらぼう菜モツ煮込みうどん
川島町 かわじま呉汁
蕨市 和楽備茶漬け
滑川市 なめがわもつ煮
東秩父村 あずきすくい
加須市 手打うどん
三郷市 小松菜ギョーザ
深谷市 煮ぼうとう
新座市 にんじんうどん
飯能市 はんのう味噌付けまんじゅう
寄居町 寄居もつ煮
長瀞町 みそ焼き
川越市 太麺焼きそば
秩父市 おっきりこみ
秩父市 みそポテト