ビックカメラは22日、新OS「Windows 7」発売を記念する「Windows 7発売カウントダウンイベント」を有楽町本店において開催した。

イベントは午前8時にスタート。最初に、Windows 7の特徴である「簡単」「軽快」「新しい」を紹介。ウィンドウのタイトルバーをドラッグして左右に振り、そのほかのウィンドウを最小化する「Aeroシェイク」、目的のファイルを2クリックで開けるようになる「ジャンプリスト」、Windows XP/Vistaとの起動速度比較などのデモを行った。

挨拶をするビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋宏幸氏

続いて、ビックカメラ代表取締役社長 宮嶋宏幸氏が、「PCはここ数年売り上げが厳しい状況が続いていたが、Windows 7の発売を機に、大いに盛り上がってくれることを期待しています。ビックカメラとグループ会社のソフマップでは、Windows 7エキスパートゴールド取得者も日本一多く用意するなど、Windows 7についてしっかりとトレーニングをつんだ、450人もの専門の販売員を養成してきました。この専門の販売員がWindows 7の良さの説明、ニーズにあった製品の紹介をしてきたいと思います」と、Windows 7をバックアップする体制ができていると説明した。

Windows 7の魅力を紹介するマイクロソフト 代表執行役社長 樋口泰行氏

マイクロソフト 代表執行役社長 樋口泰行氏は、「メーカーの論理ではなく、ユーザーの視点ということで、ユーザーの意見を徹底的に聞き、プログラムを開始する6カ月前からどのようなOSを作るかというシナリオを作成。それから開発を始めたということで、速い、軽い、安定性がある、互換性がある、操作性もいいと大きな改善を行うことで、バランスのいいOSを実現できました。特に、PCは難しい、使いにくいといわれてきましたが、マウスとキーボードに、タッチが追加することで操作しやすくなっているのです。マイクロソフトでは、モーションセンシング技術も研究しています。このタッチを皮切りに、PCが身近な存在になるようなテクノロジーを組み合わせて、さらにフレンドリーになるようにしていきたいと思います。

22日という年末商戦にあわせたタイミングで発売することで、IT業界の活性化につながればと考えています。早い段階から、ハードウェアメーカーとパフォーマンスのチューンアップを含めた連携を行い、さらにはアプリケーションのディベロッパー、周辺機器メーカーとも密に連携しています。今後さらに、業界全体で盛り上げていきたいと思っています」と挨拶した。