日産自動車は、「GT-R」の一部仕様を変更して、12月7日より発売する。価格は、861万円から1575万円。

NISSAN GT-R

今回の一部仕様変更では、4ダイバーシティアンテナを採用した地デジチューナーを内蔵したHDD方式のカーウイングスナビゲーションシステムを搭載。USB接続にも対応する。本ナビゲーションシステムは、様々なドライビングデータをモニター画面に表示させるマルチファンクションメーター機能を持ち、これらのデータをニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)より別途発売予定のデータロガーキット(仮称)をインストールすることで、USB経由でダウンロードできるようにした。

さらに、フロントサスペンションのショックアブソーバーとスプリングの精度を向上させるともに、リヤサスペンションのラジアスロッドブッシュの剛性を高めた。また、冷却ダクト付きのSpecV用リヤディフューザーを全車に採用。これにより、リヤフロア周りの冷却性能をさらに向上させた。また、通気抵抗の少ない六角メッシュの触媒セルを採用し、低中速域のエンジンレスポンスを向上させている。

「SpecV」については、リヤサスペンションのショックアブソーバーの特性を変更。しなやかな乗り心地と、よりフラットライドなハンドリングを実現した。また、ダンロップ社製タイヤを標準装着とし、従来のブリヂストン社製タイヤはメーカーオプション設定とした。