今年で41回目を迎える「第41回 東京モーターショー2009」が、今週末10月24日(土)~11月4日(水)まで開催される。21・22日は、一般公開に先駆けてプレス向けの発表が行われた。その模様を順にレポートしよう。まずは今回のモーターショーの概要から。
新企画も多い楽しめるショーに
今年の東京モーターショーのテーマは"楽しさと環境の両立"をシンプルに表現した 「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」というもの。乗用車や二輪車の試乗会や歴代の受賞車を展示する「日本カー・オブ・ザ・イヤー 30周年特別記念展示」など、今回初めての試みとなるイベントや展示も多数用意されている。不況の折、多数の海外メーカーの不参加や近年の来場者減少といったネガティブな話題が多い中で、単なる発表会ではなく楽しめる催しとなるようなイベントになっている。
各メーカーの展示車両を見ると、ハイブリッドや電気自動車などのニューモデル、既存モデルの改良などはすでに当たり前となっている。今回感じたのは単にエコカーというだけではなく、そこにプラスアルファとなる要素を加味した車輌に力を入れているということだ。また、近年のエコカーブームでオミットされてしまった運動性能へのあこがれだろうか、高出力のスポーツカーが大きな注目を浴びていた。
第41回東京モーターショー2009 概要
一般公開日:2009年10月24日(土)~11月4日(水) 開催時間:平日 10時00分~18時00分/土・休日 9時30分~19時00分 会場:千葉市・幕張メッセ
※入場料など、詳細は公式サイトを参照のこと。