バッファローは21日、アナログテレビ用の地上デジタル放送チューナー「DTV-H300」「DTV-S100」の2製品を発表した。発売日は、DTV-H300が11月下旬、DTV-S100が10月下旬を予定している。価格はオープンで、市場価格は、DTV-H300が7,980円前後、DTV-S100が6,980円前後と予想される。

コンパクトで低価格な地デジ専用チューナー。写真は、ハイビジョンにも対応する「DTV-H300」。なお、両モデルの違いは、出力の種類のみ

DTV-H300/S100は、Dpaの簡易地デジチューナー仕様に沿った、低価格な地デジチューナー。DTV-H300は、D端子/S端子/コンポジット端子の映像出力を装備し、アナログハイビジョンテレビとD端子で接続した場合には、地デジ放送をハイビジョンで楽しむことが可能だ。

一方のDTV-S100の映像出力端子は、コンポジットのみで、ハイビジョンでの視聴は不可能。両モデルとも、4:3のテレビに接続した場合に、周囲の黒ふちを消すためのズーム機能と、ワイドテレビと接続した場合には、SD解像度ではあるが、16:9での表示を可能とするスクイーズ出力に対応している。また、簡易番組表は搭載するが、双方向サービスデータ放送などには対応していない。

本体サイズは、CDケース2.8枚分(幅125mm×高さ28mm×奥行き143mm)とコンパクトで、設置場所の制限も少ない。チューナー本体の操作に加えて、国内メーカー16社のテレビの基本操作も可能なリモコンが付属する。