ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)は21日、LGエレクトロニクス、Research In Motion(RIM)、サムスン電子、シャープが、2010年から発売する携帯電話機において、JILが提供するウィジェットに順次対応していくことで合意したと発表した。
JILは2008年、携帯電話の新しい技術やアプリケーション、サービスの開発を促進することを目的に設立された。モバイルウィジェットの開発を促進するため、ソフトウエア開発者向けのグローバル・プラットフォームを作ることに注力してきており、開発されたモバイルウィジェットは、スマートフォンから低価格の携帯電話、多くのOSに対応、各事業者のアプリケーションストアで入手できる。
今回の合意により、ソフトウエア開発者は、LGエレクトロニクス、RIM、サムスン電子、シャープの携帯電話を通じ、JILに参画するチャイナモバイル、ソフトバンクモバイル、ベライゾン・ワイヤレス、ボーダフォングループの各キャリアのユーザーにアプリケーションを提供することが可能になる。