三井物産、ソフトバンクグループ、パイオニア、インクリメントPの4社はこのほど、ソフトバンクグループ、パイオニア、インクリメントPが出資するナビポータルに対し、三井物産が新たに出資することで合意した。
ナビポータルは2008年9月から、ソフトバンクモバイルの移動体通信ネットワークとパイオニアのカーナビゲーションシステム、インクリメントPの位置情報サービスと各種コンテンツを利用し、カーナビ・PCサイト・携帯電話の連携によるテレマティクスサービス(※)のプラットフォームを提供してきた。
※ 自動車などの移動体向けの情報提供サービスの総称
さらに、インターネットを介して提供される多様なコンテンツを本プラットフォーム上で結びつけることにより、「簡単、便利、かつ楽しいサービスをコンシューマー向けに提供している」(3社)。
今回、ナビポータルに三井物産が出資。これにより、三井物産が進めているカーシェアリング事業に代表される次世代モビリティ運営事業などと連携、「事業の拡大スピードを上げるとともに、より充実したサービスをユーザー向けに提供していく」としている。
出資比率は、ソフトバンクグループ40.5%、パイオニア36.8%、三井物産18.9%、インクリメントP3.8%(10月19日現在)となっている。