日本ビクターは20日、同社オンラインストアで先行販売されていた、コンパクトコンポーネントシステム「NX-PN10」と、CDポータブルシステム「RC-EZ57」を11月上旬から店頭販売を開始すると発表した。価格はいずれもオープンで、NX-PN10の推定市場価格は1万9,000円前後、RC-EZ57の推定市場価格は1万3,000円前後。

NX-PN10は、2台のiPodやiPhone(以降、iPod)とドッキング可能な"ツインドック"を搭載。iPodの音楽を再生中に接続すると、聴いていた曲の続きから自動再生が始まる機能を搭載したほか、接続中はiPodの充電も可能。また、映像出力端子に接続したモニタ等で動画の再生にも対応する。デジタルオーディオプレイヤーや音楽ケータイとも接続可能なAUDIO-IN端子を装備し、iPod以外のプレイヤーのスピーカーとして使用することもできる。

"ツインドック"を搭載した「NX-PN10」(iPod / iPhoneは商品に含まれない)

そのほか、手を近づけると操作パネルがライトアップする「モーションセンサー」や、接続したiPodをライトアップする「ブルーアクリルエッジライト」などの機能も搭載。FMチューナーと3プログラム設定が可能な再生タイマー機能付き時計も装備され、クロックラジオとしても使用できる。アンプ部の実用最大出力は5W+5W。サイズは326(W)mm×135(H)mm×130(D)mmで、重量は約1.6kg。

CDポータブルシステム「RC-EZ57」

RC-EZ57は、CDプレイヤー、カセットデッキ、FM / AMチューナーに加えてUSB端子を搭載し、MP3 / WMAの再生にも対応したCDポータブルシステム。AC100Vと単1乾電池8本の2WAY電源仕様により、屋内外で音楽を楽しむことができる。カラーはブルー、ピンク、シルバーの3色を展開。サイズは407(W)mm×147(H)mm×254(D)mmで、重量は2.7kg。