ANAグループはこのほど、12月1日以降発券の航空券において、国際線旅客における燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き続き設定すると発表した。燃油サーチャージ額は、欧州・北米(ハワイを除く)路線が7,000円、ハワイ・インド路線が4,000円、香港・台湾・中国路線が1,500円などとなっている(いずれも片道料金、下記表参照)。
同社では、航空燃料市場価格の下落に伴い7月1日発券分より廃止していた燃油サーチャージを、航空燃料高騰の影響から10月1日発券分より再開。燃油サーチャージ額を2カ月ごとに固定するとともに、申請時点における直近2カ月の航空燃料市場価格の平均に基づいて見直すとしており、本年8月~9月の市場価格を受け、10月からの設定を12月以降も継続することを決定したという。
ANA国際線燃油特別付加運賃(1旅客1区間片道当たり、いずれも日本発)
路線 | 運賃額 |
---|---|
欧州・北米(ハワイ除く)・中東 | 7,000円 |
ハワイ・インド | 4,000円 |
タイ・シンガポール・マレーシア | 3,000円 |
ベトナム・サイパン | 2,000円 |
香港・台湾・中国 | 1,500円 |
韓国 | 300円 |