三京証券は19日、同社のFX取引システム「オクトFX」において、今後の相場動向を分析する予測ツール「サキヨミチャート」と、相場の強弱をパネルで表示するテクニカル分析ツール「相場勢力パネル」の提供を順次開始すると発表した。なお、「サキヨミチャート」は、発表同日より提供を開始。「相場勢力パネル」は26日のリリースを予定している。
「サキヨミチャート」は、最大3,000本の為替データから、直近の値動きと似ている過去の値動きを探し出し、今後の相場動向を分析することができるというもの。ローソク足の値動きのほか、移動平均線やストキャスティクスといった10種類のテクニカル指標パターンを使って、為替の傾向を予測する事ができる。直近の値動きに近い順に過去パターンをランキング表示し、総合的な相場傾向を確認できる機能も搭載している。
「相場勢力パネル」は、代表的なテクニカル指標10種類(オシレーター系4種、トレンドフォロー系2種、非時系列系2種、移動平均系2種)をパネル化して表示し、相場の強弱を視覚的にわかりやすくしたもの。通貨ペア毎、足種別毎に相場状況を確認できる。「短期トレードから中・長期トレードまで、さまざまな投資判断に役立ちます」(同社)とのこと。
両ツールとも「オクトFX」から利用することができ、ツール個別のダウンロードは不要。また、ツールの利用料は無料となっている。「ひと目で相場の動きや方向性、強弱がわかるようになっており、初心者にやさしい投資支援ツールです」(同社)としている。