KDDIと沖縄セルラー、ナビタイムジャパンは19日、3社の協業で提供している『EZ助手席ナビ』において、2010年以降に発売するau携帯電話から、運転中のナビゲーション機能を拡張するとともに、ドライブの前後に役立つ情報の提供を開始すると発表した。

高速分岐の表示画面イメージ

ナビゲーション機能の拡張では、交差点やジャンクションの拡大図やレーン情報の表示を取り入れるなど、「ナビ画面をさらに分かりやすく改善する」(3社)。ユーザーから要望の多かった高速道路走行中の地図表示や、複数ルート結果表示にも対応する。高速道路走行中は、地図と次のサービスエリアなどの情報が2画面表示されるデュアルモードの提供により、「今まで以上に便利に利用できる」(同)。

さらに、ドライブ前に使える渋滞予測情報やクチコミなどが確認できる「ドライブプラン」メニューを提供。ドライブ前の渋滞予測による最適な出発時刻の提案や、ルートの複数検索により、より安いETC割引料金の確認など、「ドライブに最適な情報を事前に把握することが可能になる」(同)。

また、ドライブ後には、ログ情報や履歴、燃費管理などができる「メンテナンス」メニューにより、マイカーの情報を登録するとメニュー画面下に免許の更新時期やタイヤの更新時期を知らせる機能の提供を開始する。