日産自動車は、新型「フェアレディZ ロードスター」の発売を開始した。価格は435万7500円から509万2500円。あわせて「フェアレディZ」(クーペ)を一部改良し、特別仕様車である「フェアレディZ 40th Anniversary」も同時に発売した。価格は364万3500円から458万8500円。

フェアレディZ ロードスター

フェアレディZ ロードスターは、電動開閉式ソフトトップを採用した2シーターのオープンモデル。9月に先行して公開されており、今回、正式な発売日と価格が発表された。

フロントウインドウモール、ディフレクターにより、オープン時でも風の巻き込みが少ない室内空間とし、本革とネットシート生地を組み合わせた空調システム内蔵のエアコンディショニングシートを採用した。ルーフロックは自動で行なわれ、簡単にソフトトップが開閉できる。

ボディは全高が10mm上がったが、全長・全幅・ホイールベースともにクーペモデルと同じ。車重は60kg増に抑えている(ベースグレード比較)。オープンモデル用にドアやトランク開口部を補強し、高い剛性と衝突安全性を備えた車体構造とした。エンジンは3.7L(リッター)、トランスミッションはマニュアルモード付7速オートマチック、もしくは6速マニュアルが組み合わせられる。

そのほか、SRSドアマウントカーテンエアバッグ、HDD方式のカーウイングスナビゲーションシステム、ロードスター用のチューニングを施したサウンドシステムなどを装備する。

クーペタイプのフェアレディZについては、地デジ内蔵・HDD方式カーウイングスナビゲーションシステム、「Z」ロゴのメタルエンブレム付のインテリジェントキーが採用され、一部ボディカラーが変更された。

特別仕様車フェアレディZ 40th Anniversaryは、「Version ST」をベースに、専用本革・スエード調ファブリックコンビシート、レッドステッチ付本革巻ステアリング、各部の専用エンブレム、シートバック記念刻印、専用ボディカラーなどを採用した。

ロードスター

インパネ (ロードスター)

フェアレディZ 40th Anniversary