NECディスプレイソリューションズは、白色LEDバックライトを採用した、1,680×1,050表示対応の22型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA222WMe」およびブラックモデル「MultiSync LCD-EA222WMe-BK」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ50,000円程度。発売は12月9日予定。
同社では、地球環境に対する負荷低減への取り組みを製品開発方針の一つにすえ低消費電力設計を推進。MultiSync LCD-EA222WMeは、低消費電力に加え、水銀を含まない白色LEDバックライト、再生プラスチックを採用した筐体など、環境負荷低減に対する様々な取り組みを盛り込んだ高次元のECO対応製品として商品化した。国際エネルギースタープログラム5.0に対応済み。
周囲の明るさを検出し、測定結果と表示画面の状態により画面輝度を自動調節する「オートブライトネス」機能、ECO MODEやパワーマネージメント機能により削減したと見なされる消費電力量を、二酸化炭素排出量に換算した値として積算表示する「二酸化炭素排出削減量(カーボンメーター)表示」機能、
仕様は、表示画素数1,680×1,050、画素ピッチ0.282mm。視野角左右170度、上下160度。チルト角度は上30度下5度、スイーベル角度は340度。最大輝度250cd/m2で、ECO MODE時輝度は約200cd/㎡(ECO MODE1)、約100cd/㎡(ECO MODE2)。コントラスト比は1,000:1、応答速度は5.0ms。
インタフェースは、ミニD-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、Display Port(HDCP対応)、USB 2.0×5(up×1/down×4)、ステレオミニジャック。ステレオスピーカー(1W×2)を内蔵している。サイズはW507.8×H382.0~492.0×D220.0mm、重量は約7.0kg(スタンド含む)。
また、企業や教育機関向けスタンダードモデルの液晶ディスプレイとして、国際エネルギースタープログラム5.0に対応し、2段階ECOモード、二酸化炭素排出削減量表示機能を搭載した以下7機種12モデルを順次発売する。
17型液晶ディスプレイ
ラインナップは、1,280×1,024表示対応の「LCD172V」および「LCD172V(BK)」、「LCD172VXM」「MultiSync LCD175MP」。価格はすべてオープンプライスだが、店頭予想価格は、LCD172VとLCD172V(BK)が23,000円程度。LCD172VXMが24,000円程度。MultiSync LCD175MPが28,000円程度。発売は、LCD172V、LCD172V(BK)、LCD172VXMが11月11日。MultiSync LCD175MPが11月25日。
19型液晶ディスプレイ
1280×1024表示対応の「LCD192V」および「LCD192V(BK)」、「LCD192VXM」および「LCD192VXM(BK)」をリリース。価格は全てオープンプライスだが、店頭予想価格は、LCD192VとLCD192V(BK)が26,000円程度。LCD192VXMおよびLCD192VXM(BK)が28,000円程度。発売はそれぞれ11月11日。
19型ワイド液晶ディスプレイ
ラインナップは、1,440×900表示対応の「LCD-AS191WM」「LCD-AS191WM(BK)」。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ26,000円程度。発売はそれぞれ11月25日。
22型ワイド液晶ディスプレイ
ラインナップは、1,680×1,050表示対応の「LCD-AS221WM」「LCD-AS221WM(BK)」。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ33,000円程度。発売はそれぞれ11月25日。