松本清張生誕100年にあたる今年、『砂の器』『点と線』に並び称される不朽の名作『ゼロの焦点』がついに映画化、11月14日に公開される。主演に広末涼子、その夫役に西島秀俊を迎え、中谷美紀、木村多江、鹿賀丈史ら主役クラスが脇を固める。メガホンを握るのは人間ドラマの名手・犬童一心監督。

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『ゼロの焦点』ストーリー

結婚式から7日後。仕事の引継ぎのため、以前の勤務地である金沢に戻った夫・鵜原憲一(西島秀俊)は、そのまま帰ってこなかった。憲一の足跡をたどって北陸・金沢へと旅立った禎子(広末涼子)は、憲一のかつての得意先・室田耐火煉瓦会社で、社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と受付嬢の田沼久子(木村多江)という、ふたりの女に出会う。

一方、憲一の失踪と時を同じくして連続殺人事件が起こる。一連の事件の被害者はすべて、憲一に関わりのある人間だった。夫の失踪の理由とは? 連続殺人事件の犯人の正体は? その目的とは? すべての謎が明らかになるとき、衝撃の真相が禎子を待ち受ける。

(C)2009 「ゼロの焦点」製作委員会