Galaxyは、世界初というシングルスロット仕様を実現したNVIDIA GeForce GTX 260搭載グラフィックスカード製品を、日本国内向けに投入すると発表した。厚さ14.2mmと、ほぼブラケットの高さに納まる薄型カードとなっている。現時点では、発売日、価格ともに未定。

極薄の14.2mmを実現。GeForce GTX 260で世界初のシングルスロットをうたう

従来のGeForce GTX 260カードでは、2スロット占有タイプの冷却ユニットの装着が一般的だった。本製品では、総アルミ素材でカバーされた、"Vapor Chamber"と呼ばれる冷却システムを採用し、極薄のシングルスロット仕様を実現している。

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が216基、コアクロックが576MHz、シェーダクロックが1,242MHz、メモリクロックが999MHz(データレート1,998MHz)。メモリタイプはGDDR3 SDRAMで、容量は896MB、メモリ接続バス幅は448bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、HDTV×1(※出力端子の仕様は変更の可能性あり)。

なお、前述の発売日、価格のほか、現時点では製品名も決定しておらず、同社によれば、「製品名を公募で募集しようという企画もある」とのこと。