レノボ・ジャパンは、同社のPCにMicrosoft Windows 7を搭載することにより、システムのパフォーマンスを高め、より質の高いコンピューティング環境を実現するという「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」を発表した。マイクロソフトとの共同開発によって実現した技術とされている。

全容は明かされていないが、メリットのひとつとして、パフォーマンス・チューニングの機能により、ThinkPadoなどのThink製品や、IdeaPadなどのIdea製品で、システム・ファイルとハードウェア設定が最適化され、同じ構成の最適化されていないものと比べ、起動時間/シャットダウン時間が大幅にスピードアップするという。同社によれば、Windows XPまたはVistaのPCと比較すると、起動時間は56%高速に、シャットダウンもおよそ5秒で終了するとのこと。

また、「vProテクノロジー」を実装したWindows 7 Lenovo Enhanced ExperienceのThink製品では、複数のプログラムを同時にサポートすることで、優れたマルチタスク操作環境が実現できるほか、ThinkVantageテクノロジーのパフォーマンスが最適化され、高い生産性とセキュリティを提供できるとアピールしている。

Windows 7 Lenovo Enhanced Experienceの製品には、ユーザーが簡単に見分けられるように特別なシールが貼付される予定だ。詳細や最新情報は、同社のサイト(リンクはこちら)で確認できるようになっている。

「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」の体験イベントも

レノボ・ジャパンでは、2009年10月24日から25日にかけての2日間、今回の「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」を実際に体験できるユーザーイベントも開催する。会場は東京・秋葉原のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店。製品に直接触れることができるほか、来場者にはスペシャルギフトも用意する。

■イベント概要
日時 2009年10月24日(土)~25日(日) 午前中10時から午後6時
場所 カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店
住所 東京都千代田区外神田3-13-2 リナックスビル1F