シャープは8日、「スクリュー遠心分離サイクロン」によって吸塵力が持続した「プラズマクラスター掃除機」のハイグレードモデル「EC-VX210」と、コンパクトモデル「EC-AX110」を11月2日に発売すると発表した。
いずれも価格はオープン。EC-VX210の推定市場価格は8万円前後で、カラーはルビーレッド、メタリックロゼ、シャンパンゴールドの3色を展開。EC-AX110の推定市場価格は7万円前後で、カラーはシャンパンゴールドとシャインブルーの2色を展開する。
スクリュー遠心分離サイクロンは、吸い込んだごみと空気を高速旋回気流で遠心分離する機能。ごみをスクリュー気流に乗せてダストカップの底へ集めることで、フィルターの目詰まりを抑えて使い始めの吸塵力を維持することができる。
また、プラズマクラスターイオンを室内とダストカップ内部に放出する機能を搭載。室内の空気浄化を行うとともに、ごみがカップに付着する原因となる静電気を除去する効果も発揮し、雑菌の繁殖も抑えることができる。掃除終了後は、新開発の「ダブルスクリューフィン」がダストカップ内部で自動回転して、ごみをカップの底に押し固める作業を実行。これによって、綿ごみを体積比で約1 / 4まで圧縮して面倒なごみ捨ての頻度を減らすととも、ごみ捨て時のほこりの飛散を抑制する。
そのほか、強力な自走効果で室内の段差も楽に乗り越える新型ヘッドの採用や、EC-VX210では独自の遮音・吸音技術により耳障りな騒音を約半分に低減する。