パイオニアは7日、サラウンドフォーマット「ドルビー TrueHD」と「DTS-HD マスターオーディオ」に対応した、5.1chのシアターシステム「HTP-S525」「HTP-S323」の2機種を11月中旬に、「HTP-S727」を2010年1月に発売すると発表した。価格はいずれもオープンで、HTP-S525とHTP-S323の推定市場価格は5万円前後、HTP-S727の推定市場価格は8万円前後。
今回発表された3機種は、薄型テレビとのマッチングを考慮したデザイン性の高い5.1chシアターシステム。ブルーレイディスクのオプション音声として採用されたサラウンドフォーマット「ドルビー TrueHD」「DTS-HD マスターオーディオ」のデコーダーを搭載し、原理上マスターサウンドの品質を再現するロスレス(可逆圧縮)方式によって、音の質感や臨場感を豊かに再現するという。また、「ドルビーデジタルプラス」や｢DTS ハイレゾリューションオーディオ｣、｢DTS EXPRESS｣にも対応する。
USB入力端子も装備され、iPod / iPhoneからデジタル入力が可能なほか、音声ファイルを収録したUSBメモリーや携帯型ミュージックプレーヤーをに接続するだけで、音楽を再生することが可能。再生可能な音楽ファイルは、著作権保護のかかっていないWMA / MP3 / MPEG-4 AAC形式となっている。
そのほかの特徴として、入力3系統と出力1系統HDMI端子を装備し、HDMIの画質向上技術「Deep Color」、緻密な色再現が可能にする「x.v.Color」、ブルーレイディスクプレーヤーなどからのHDMI入力をそのままHDMI出力する「1080/24p」ダイレクト出力に対応。MPEG-2 AACデコーダーを搭載し、地上 / BSデジタル放送の5.1ch音声にも対応する。
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5.1chサラウンドシステム「HTP-S727」 |
HTP-S727は、7.7cmコーン型ウーファーと2.6cmセミドームトゥイーターを組み合わせた2ウェィワイドレンジスピーカーシステムを装備。本格的な5.1chサラウンドが楽しめるモデルで、シンプルかつ高級な質感を持つ黒光沢仕上げのデザインが薄型テレビやインテリアと調和するとのこと。
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フロントサラウンドシステム「HTP-S525」 |
専用オプションスピーカー「S-SWR5CR」 |
HTP-S525は、同社独自のフロントサラウンド・アドバンス機能により、フロントスピーカーのみで自然な5.1chサラウンドが楽しめるモデル。専用オプションスピーカー「S-SWR5CR」を付け加えて、5.1chホームシアターにシステムアップすることも可能。S-SWR5CRはオープン価格となっており、推定市場価格は8,000円前後。
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5.1chサラウンドシステム「HTP-S323」 |
HTP-S323は、省スペースでありながら5.1chサラウンドが楽しめるモデル。センタースピーカーを左右2つに分けてデュアルセンター化することで、テレビ画面を邪魔することのない設置を実現。フロント / センターのスピーカーは、積み重ねて設置することも可能となっている。
