ソニーは、光学式タッチパネル採用の24型ワイド液晶一体型デスクトップ「VAIO L」(VPCL119FJ/S)を発表した。店頭予想価格は約240,000円で、発売は22日予定。またタッチパネル機能なしのバージョンとして、「VPCL118FJ/S」(シルバー)、「VPCL118FJ/T」(ブラウン)も用意。店頭予想価格はいずれも約210,000円。

「VAIO L」シリーズ(VPCL119FJ/S、VPCL118FJ/S、シルバー)

「VPCL118FJ/T」(ブラウン)

VAIO Lは、最大2点までのマルチタッチが可能なタッチパネル採用の、液晶一体型デスクトップPC。デザインコンセプト「LOOP DESIGN」とともに、一段とスリムな筐体を採用している。また3波対応ダブルチューナーとVAIO AVCトランスコーダー、さらに専用ソフト「Giga Pocket Digital」が強化され、2番組同時録画/録画予約、モバイル機器へのデータ書き出し、番組情報/録画データの検索、録画番組編集などの機能が進化している。またHDMI/ビデオ入力機能により、家庭用ゲーム機やチューナーなどのHDMI機器/ビデオ機器を接続し映像を楽しむことが可能で、PCの電源を入れなくてもディスプレイとして利用できる。

スペックは、CPUにIntel Core 2 Duo E7500(2.93GHz)、チップセットはIntel P43 Express。メモリ4GB(最大12GB)を搭載。ディスプレイとしてフルHD(1,920×1,080)表示対応の24型ワイド液晶(VAIO ディスプレイプラス)、グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce G210M(512MB)を採用している。

テレビ機能として地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2、ハードウェアトランスコード機能として「VAIO AVCトランスコーダー」を内蔵。オーディオ関連では、高音質サウンドチップ「Sound Reality」(Intel High Definition Audio準拠)、高音質デジタルアンプ「S-Master」、ステレオスピーカー(5.5W+5.5W)を採用している。

ストレージは約1TB HDD。光学ドライブはBlu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)。ネットワーク機能は10/100/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。インタフェースはUSB 2.0×5,i.Link(IEEE1394a)、HDMI、Bluetooth 2.1+EDR、FeliCaポート(Version 2.0)、オーディオ入力、光オーディオ出力、ヘッドホン出力、マイク入力。カードスロットとしてメモリースティック デュオスロット(PRO-HG/マジックゲート対応)、SD(SDHC/CPRM対応)メモリーカードスロットを備えている。

サイズは、最小傾斜時W582.4×H429.0×D190.0mm、最大傾斜時W582.4×H385.8×D300.0mm。重量約12.5kg(キーボードは重量約0.57kg)。OSは、Windows 7 Home Premium(64bit)。

VAIO OWNER MADEモデル

カラーバリエーションとしてブラックも用意

VAIO OWNER MADEモデルでは、OSがWindows 7 Home Premium(64bit)採用の「VPCL11AFJ」、Windows 7 Ultimate(64bit)の「VPCL11ZHJ」を用意。最小構成価格は、VPCL11AFJが119,800円から、VPCL11ZHJが234,800円からとなっている。

CPUとしてはIntel Core 2 Quad Q9550(2.83GHZ)/Q9400(2.66GHz)、Intel Core 2 Duo E8500(3.16GHz)/E7500(2.93GHz)を選択可能。メモリは12/8/4GBを搭載できる。グラフィックス機能は、NVIDIA GeForce GT 240M(1GB)、NVIDIA GeForce G210M(512MB)を指定可能なほか、タッチパネル機能あり/なしも選べるようになっている。クリエーションパッケージとしては「Adobe Creative Suite 4」も用意されている。