「2009 サントリー ザ・カクテル アワード」の最終選考会と表彰式が、7日、東京・六本木で開催され、最高賞である「カクテルアワード2009」が決定。女優の堀北真希がゲスト審査員として登場した。
「それでは発表します。カクテルアワード2009は……。フリー作品部門『プルシアン・ブロッサム』です」と堀北が読み上げると、会場はどよめきとともに大きな拍手に包まれた。受賞者の中四国エリア代表・村上智美さんは感激の涙を浮かべながら、「最終選考会に出させていただくだけでも嬉しいのに、まさか(カクテルアワード2009を)いただけるとは思っていなくて。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語り、堀北も「ピンク色でかわいい、本当に素敵なカクテルでした」と村上さんの作品を絶賛した。
選考にあたって「課題製品部門」「フリー作品部門」の出場24作品をすべて試飲した堀北は、「24種類も飲んだのは初めてだけど、すごく楽しい体験でした」と笑顔。報道陣に囲まれての会見でも「プルシアン・ブロッサム」に口をつけ、「お酒は強いんですか?」と聞かれる場面もあったが、彼女は「そんなに強くはないと思いますよ」と話していた。
堀北は前日の10月6日、21歳の誕生日を迎えたばかり。「昨日も母とちょっとだけ飲みました」と話す彼女は、「10代が終わって20歳になる時はすごく楽しみだったのに、20歳が終わるのかと思うと、すごく寂しい気持ちになりました」。とはいえ、20代になってお酒を飲む楽しさを覚えたようで、「いつ飲むかは決めていないけど、食事の後に飲んだり、みんなで一緒に飲んだりすることも。やっぱりみんなで乾杯した後が一番楽しいですね。飲んだ後はすごくハッピーになって、たくさん笑ってたりとかするみたい(笑)。後で振り返って恥ずかしくなることもあります」。
報道陣に、「そろそろ恋人とカクテルを飲むこともあるのでは?」と聞かれると、「素敵ですよね。かっこいい人に飲みに連れて行ってもらいたいけど、いつになるかは……」と堀北。この発言を受け、「お友達の(黒木)メイサちゃんに恋の噂が立っていましたが」と質問する報道陣もいたが、「私もテレビで見ました。でも最近はお互い忙しくて、なかなか会えないんですよね」とコメント。最後に「お友達に負けないように、いい話を待ってます」と声をかけられると、やや戸惑いながらも笑顔を見せていた。