「CEATEC JAPAN 2009」のUQコミュニケーションズブースでは、リテール端末やMID(Mobile Internet Device)などの展示、車両向けレピータを始めとするビジネスソリューションの紹介を行っている。
7月1日よりUQ WiMAXの有料サービスを開始した同社。6月のInterop Tokyo 2009、7月のWIRELESS JAPAN 2009に続いての展示会となる。
今回は、Aava製、Elektrobit製、Quanta製のMIDを参考出品。また、UQコミュニケーションズ単体での出展としては初めてMIDのコンセプトモデルを展示した。
MID(Mobile Internet Device)のモックアップ展示 |
UMPC(ULTRA MOBILE PC)の展示。viliv S5(Yukyung製)はWiMAXモジュールを搭載して参考出品されていた |
このほか、9月30日にKDDIから発表されたWiMAX/CDMAの両通信方式に対応したデータ通信端末やEGG(iWWR-1000J)など、同社ブランドとしての展開は行わないリテールデバイスが数多く展示されている。
「DATA01」「DATA02」「DATA03」「DATA04」(いずれも日立製作所製)は、WiMAX/CDMAに対応したデータ通信端末 |
「EGG(iWWR-1000J)」(ソフトアンドハード製)は、バッグなどに入れて持ち歩くなどを考慮したコンパクトデザインの一体型WiFiゲートウェイ |
ビジネスソリューションにおいては、1日からサービスを開始したUQ Wi-Fiが利用可能な成田エクスプレス新型車両「E259系」に搭載されている「WiMAX-WiFiレピータ」や、WiMAXを利用した「乗換案内端末」などが紹介されている。
新型成田エクスプレス「E259系」の車両上部に設置されているというWiMAXアンテナ |
車内に搭載されているWiMAX-WiFiレピータ。レピータ(UKR-T01-2)は京セラ製、レピータに取り付けられたWi-Fiアンテナ(WH-240D-12)は日本電業工作製 |
WiMAXアンテナ、WiMAX-WiFiレピータ、Wi-Fiアンテナが1セットとなり、1車両につき1セットが設置されている。6両編成の成田エクスプレスでは6セットが取り付けられているのだという。