「VMware Fusion 3」

米VMwareは、Mac OS X 10.6 Snow Leopard対応の仮想化環境「VMware Fusion 3」を発表した。価格は79.99米ドルで、日本語版を含むリリースは27日予定(現地時間)。従来バージョンからのアップグレード価格は39.99米ドルで、10月1日以降VMware Fusion 2.0(79.99米ドル/11,200円)を購入したユーザーは、3.0に無償アップグレード可能。

VMware Fusion 3は、50以上の新機能を採用。64bit化およびMac OS X 10.6 Snow Leopardに対する最適化を行っている。ゲストOSとして、Windows Aero/Flip 3Dを有効化した状態でのWindows 7(32/64bit)もサポート。2D描画の高速化に加え、DirectX 9 Shader Model 3.0およびOpenGL 2.1も利用可能となり、Windows用3Dゲームなども動作しやすくなった。

「Always On」アプリケーションメニューを採用し、ゲストOS上のWindowsアプリケーションをMac OS X用ソフトのように起動できる環境を整備。そのほか、Windows環境からの移行用アシスタントソフトも用意している。

「Always On」アプリケーションメニュー(写真右上)

Windows環境からの移行用アシスタントソフト