阪急交通社はこのほど、2010年1月15日の金環日食をミャンマーや中国で観測する海外旅行企画の発売を発表した。
7月に行った皆既日食観測ツアーが、天文ファンだけでなく天文初心者や熟年、ファミリーなどの幅広い層にも好評だったことを受けて発売するという同企画は、「ミャンマー金環日食ツアー」と「トラピックス・金環日食と中国雲南省の旅6日間」の2種類。
ミャンマー金環日食ツアーでは、ミャンマーのバガン遺跡で日食を観測。和歌山大学の尾久土教授が天文インストラクターとして同行する。ツアーの発売は10月9日で、出発日は2010年1月13日(5日間、6日間の2コースあり)。出発地は、成田空港と関西空港で、料金は19万8,000円~23万8,000円となる。
一方、トラピックス・金環日食と中国雲南省の旅6日間は、中国・大理(雲南省)の龍山公園に観測地を確保するほか、日食の前後に2つの世界遺産(中国南方カルスト地形の石林、麗江古城)の観光が盛り込まれている。ツアーの発売は10月5日で、出発日は2010年1月13日(6日間)。出発地は、成田空港、中部空港、関西空港、福岡空港で、料金は18万9,800円など。関西空港は1月12日発(6日間)、中部空港発は5日間(16万9,800円)のプランも設定されている。