ドコモら3社、来年1月に通信モジュールを搭載したAED普及促進サービス提供

フクダ電子、NTTドコモ、日本ソフト販売の3社は、安全なAEDの普及を促進する新サービス「AEDガーディアン」の提供を共同で行っていくことを合意したと発表した。同サービスは2010年1月に販売開始予定。

AEDガーディアンは、NTTドコモら3社が共同で開発した、安心・安全なAEDの普及を促進するためのサービス。AEDが収納されているボックス内にAEDの赤外線を受信するフクダ製の機器とドコモのFOMAモジュールを搭載した通信ユニットを開発した。この通信ユニットを利用すれば、設置場所で目視確認をしなくとも24時間365日遠隔で自動監視することが可能なほか、大掛かりな配線工事が不要となるのでAEDを設置したその日から監視を始めることができるという。

同サービスは、フクダが本サービスの販売を行い、ドコモが通信モジュールユニットの供給、フクダおよび日本ソフトがサービスの運営、メンテナンスをそれぞれ行うとしている。

AEDは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称で、心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、再び正しいリズムに戻し、蘇生するための治療機器。