ローランドは、高音質化と機能性に定評のあるポータブル・レコーダーのスタンダードモデル「R-09HR」に、新機能を多数追加した最新システム・プログラム(Ver.2.0)のダウンロード配布を、同社WEBサイトにて開始した。
Ver.2.0では、録音機能に「REC ボタン」を押してから、録音が開始されるまでの時間を設定することができる「セルフタイマー」(OFF/2sec/5sec/10sec)が新たに追加されたほか、新たに曲(WAVE/MP3)の分割、結合の機能が追加されたことにより、本体のみで曲を好みの位置で分割したり、別々に録音された2曲を1曲に結合したりするなどのファイル編集を行えるようになった。また、楽器の練習時などに、プレビュー・モニターやヘッドホンからメトロノーム(単体および録音時に利用可)を鳴らせる機能、楽器のチューニングなどに便利なチューナー、およびボーカル、金管楽器などの練習に便利なグラフィックチューナー機能も追加されている。なお、いずれのチューナーにも自動的に音名を表示するオートタイプと、あらかじめ音名を指定するマニュアルタイプが用意されており、ユーザーの用途に応じて表示方法を適宜切り替えて使用できる。