先週の日本株マーケットは、日経平均株価が先々週9月24日の1万567円をつけた後下落。その流れを受け1週間下がり基調を続け、10月2日には安値9714.18円と1週間で約10%近い下落率となりました。
これは、円高基調とNY市場の不調などに連動したものですが、個人投資家からみれば、9月24日は3月決算銘柄の中間決算権利確定日。株主優待や配当を受けたい企業の買いは、この日までに入れてしまっているのが通常です。
そこで次の狙いとしては、12月決算の株主優待&配当銘柄にターゲットを置くのも一考です。12月決算の株主優待銘柄は約100銘柄近くあり、なかには、お馴染みの家庭用品や流通銘柄も多くあります。配当が2%前後で、日常生活でよく利用する商品・サービスの銘柄をみると、ライオン(4912)、ミルボン(4919)、アース製薬(4985)、千趣会(8165)などが注目。
2日夜に米雇用統計が発表になりましたが、内容は、市場予想を大幅に上回る減少となっており、失業率も9.8%へと上昇しています。今週の日本株マーケットもあまり期待できる上昇は見込めませんが、こういうときこそ、お目当ての銘柄を安く拾うチャンスとも見えます。