medibaはこのほど、「緊急地震速報」に関するモバイルリサーチの結果を公表した。これによると、「災害対策をしている」と回答した人は76.0%、緊急地震速報の受信設定をしている人は全体の41.8%であることが分かった。
調査は、medibaが保有するリサーチ専用会員を対象に、9月7日~9日にモバイルリサーチで実施。1,750人から有効回答を得た。
家庭での災害対策を聞いたところ、「災害対策をしている」と回答した人は76.0%、「災害対策をしていない」と回答した人は24.0%だった。災害対策をしている人のうち、実際に行っている災害対策の上位5つは、「懐中電灯・携帯ラジオ・衣料類などを備えている」「非常用の食料や飲料水を備えている」「避難経路や避難場所を確認している」「家具等の転倒防止などの対策をしている」「防災訓練に参加」だった。
緊急地震速報について聞いたところ、全体の91.8%が緊急地震速報のサービスを知っていることが分かった。緊急地震速報を受信できる端末の認知率については、全体の65.0%が知っていると回答、実際に緊急地震速報を受信設定している人は全体の41.8%だった。
これを「災害対策をしている」と回答した人(災害対策者)と「していない」と回答した人(災害未対策者)で比較したところ、緊急地震速報を受信できる端末の認知率については、災害対策者は68.9%だったのに対し、災害未対策者は52.5%で、16.4ポイントもの差がみられた。緊急地震速報の受信設定率に関しては、災害対策者は44.9%、災害未対策者は32.1%だった。